遠き樹(き)の上なる雲とわが胸と
たまたま逢ひぬ静かなる日や 尾上柴舟(さいしゅう)
ある本の説明によると「・・白雲が、自分の心の思いにふと寄りそう漢字がしたのだ。
静けさがそれで一層深くなった。」とあります。
遠い白い雲を眺めて、空虚な何も思う事がないことがあったり、静けさと重なったり、いろいろと煩わしい
世間をあとにして、雲の方を目指して飛んでいきたくなったり、呼びかけてみたくなったりするものです。
おうい雲よゆうゆうと
馬鹿にのんきさうぢやないか
どこまでゆくんだ
ずっと磐城平の方までゆくんか 山村暮鳥
少しずつバイオリンの音色が心にしみるような季節になってきました。暑い夏はエレキ・ギターや金管
楽器の音色が合いそうな感じがします。
そらも少しずつ澄み渡る気配が見えてきたような気がします。
目にもさやかに見えるような秋が早く来ますようにと思うこの頃です。
一種の自家製ガスパチョ? 濃くてとても美味しかったです。
森のレストラン
むらさき系の花と赤系の花の二種類の百日紅があるのですが、どうしたわけか赤い花が咲きません
でした。しかし、この頃になってやっと咲き、ひと安心しました。
何かこれも天候が不順である影響なのでしょうか。黙って咲いているだけですから聞くわけにもいきません。
キビは一部熟したところがあります。しかし、熟したとは言っても作物ですから、実の入り具合は見て
みなければなりません。ただ、色が黄色くなったというだけでは分かりません。
大体のところは、頭の垂れ具合では分かりますが。
季節は着々と移りつつあるようです。