せわし蝉の声

2013年09月09日 | Weblog


風は涼しいのですが、日差しが強い。日なたは暑い。動くと暑い。と、体力をなくしたような感じの日です。体力がないのかも知れませんが。

 

せっかく草刈りをしても、草むしりをしても、雨が降ると草は勢いを増し、刈った草の根っこは残っていますから、茎が伸びて立ちががり、むしったところはこぼれた実が発芽し、いつの間にかうっすらと緑になり、それがすぐに濃い緑になり、そして小さなジャングルのような草むらになります。

 

あー、まただー。取らなくっちゃと思うだけで、もう疲れがドッと出るような感じ。草は無言でどんどん迫ってくるから恐ろしい。

 

桃栗三年と言いますから、この小さな栗の苗は気になってから三年は経つのでしょうか。今年は幼樹ながら多めに実がなりました。
虫食いだったから拾わなかったのか、それとも草に隠れて広い損なったものなのか、とにかく実から発芽して苗になったものです。

栗は拾ったり イガ の始末が大変なので、栽培を止めようと思って苗木は買わないことにしていますが、いつのまにかこうやって次の世代が出来てくるのです。

 


    廃 句

      一秒も惜しみつせわし蝉の声
      故郷へ帰らずスイスイ赤とんぼ
      狂喜の日明けてまだ騒いでる人がいる
      寒すぎる暑すぎてまた降りすぎる
      パソコンやテレビのない頃月見した