夢中

2013年09月15日 | Weblog


台風が来るとか。時折、激しい雨が降ります。そのままずっと降り続けるのかと思うと青空が見えて来たりして、何だかいい加減というのかムラがあります。
風が強くならないうちにと思ってビニールハウスを全部閉めたら、きれいに晴れてジリジリと太陽が照り続けるではありませんか。仕方なしに、また開けましたよ。中から熱風が吹き出てきました。

 

今朝の東の空です。普通ではない空なので、何だか変な気持ちになります。まあ、毎日のことですから、雲や湿度の具合でいろいろな夜明けにはなるだろうと思いますが。
こういう写真は、カメラなんか取りに行って、ましてや 「あれ? カメラはどこだ?」 なんて探してなんかいたら、もう普通の風景になってしまうのです。今までには、撮れなかったシーンは数知れず。せっかく撮ってもピンぼけだったり。

 
                           

裏山に咲いている ツリガネニンジン。 山菜です。早春に出たばかりのところを摘んできて茹でてたべられます。トトキと言う地方もあります。

 

下の方には大きくなりすぎたものもあります。すぐに大きくなるので、其の年に出来た総数の半分も食べないでしまいます。

 
                                        白菜   手前は大根と葱


            

もう、ずいぶん時間をかけて読んでいます。ほぼ半分くらいまで読み進めて来ました。全部で十巻あります。他の本も数冊読んでいますので、気まぐれなものですから、その時の気分によってどれにするか決めるということですので、なかなか順番が回ってこないこともあります。
順番が回って来ないというときは、たいていは、その本の持っている独特の雰囲気に飽きて仕舞っているときです。毎回毎回、御殿の上の貴族たちの恋心の行方などをだらだらと書いてあるものなど、本気で追ってなどいられませんからね。
『更級日記』を書いた女性などは、何でもあの菅原道真の子孫なのだそうですが、昔のことですから、今のように本が溢れている時代では無かったし、時代も書かれている場面の時とも、そうは離れていなかったこともあったせいでしょうか、手に入れたときには天にも昇るような気持ちになったとか。夢中になって読んだと本人が書いています。現代でも、女性なら夢中になって読める人は多いと思います。
何であれ、夢中になれる物があったということは幸せなことです。