今日は土曜日です。朝、早くからバイクの調整をし、出かけた人もありました。台風のあと、ずっと晴れて良い日が続いています。今日は少し夏に戻った感じがしました。ですが当然、真夏の暑さではありません。
沼にはあまり水がありません。木の間から夕陽が漏れて水面に明るく反射をしていました。この沼はおそらく水田に水を引くためのものです。川の脇が膨らんで沼になっていますが、水門を閉めてありました。水が入らないようにしているのかも知れません。たまっている水は、おそらく台風で降った雨水だと思います。
水鳥が一羽。他のアオサギは逃げていきました。アオサギがいちばん臆病です。沼の周りにはたくさん 危険だから近寄らないように という意味の札が立っていました。休耕田から耕作放棄田に変わっていった田が多いので、この沼の役割は半ば終わっているのかも知れません。何か寂しさを誘うものが漂っているような気がします。時代が大きく回転したのかなと思います。一度か二度、子供の頃に泳いだ記憶があります。
高速道路の向こう側に夕陽が沈もうとしています。秋ですので、見る見るうちに沈んでいきました。じっと眺めている私は暇人。
加山雄三の 「若大将のゆうゆう散歩」 を見ています。地井さんとは違って、彼は「上から目線」だと言っている人がいますが、確かにそういう感じはします、しかし彼は「最初から主役を演じてきた人」であるので、いちいち頭を下げながら人に接していたんではおかしいなと私も思います。
これは新木場だったかと思いますが、造船の会社を経営している人。その技術を活かしてオーディオ・スピーカーを作ったという場面です。すごく良さそうなスピーカーです。オーディオの盛んなころは、素人でも音を出す元の円錐形のスピーカーを買ってきて、設計図を描き箱を作っていた人がよくいました。この人は、このような色合いの材料を使って、本来の仕事であるそれはすばらしい大きな船も作っています。
やってみたいものです。
ミニトマトはこのように実が落ちて、来年もまたこの辺りに自発的に芽がでるわけです。トラクターで何度か耕すので、種はあちこちに広がり雑草のように出てきます。その中から、この辺に今年は作ろうかという所だけを残して、あとは草と同じように取り去ります。ずっと何十年もそのようなことが繰り返し行われてきました。
廃 句
繰り返し毎年作るトマトかな
散歩していろいろ思う秋の暮れ
蝉の声次第しだいに遠ざかり
まだ早い過ぎるを惜しむ夏があり
夏が過ぎ眺めるだけの海になり