まさか

2015年08月07日 | Weblog


今日も暑いです。ただ、少しは風があるのでその分だけ助かり - とも言えないくらいの風ですが ー ます。
今日は、別な海でサメが漁船の網にかかったという報告があったとか。そのうちに、北極海に新しい珊瑚礁が誕生しつつあるなんてことに???

まさか。確かに 「 まさか 」 ですけど、その 「 まさか 」 は、 「 まさに 」 に変わる可能性はあり得る時代です。

 

雨が降らないので、いつも日陰で湿っているところの苔が干上がって、かなり大げさにめくれ上がっています。
この辺で雷雨でも - 雷 は要らないのですが - 来て、思いっきり降って欲しいのですが。それが無い。

 

近くにある、昔の単位で言う村の鎮守様の大木です。推定300年だそうです。サワラという、ヒノキに似た、よりやわらかい木質の木です。

この木は、大きくなると大抵は芯のところは空洞になってしまいます。この木も穴があいています。スズメバチの巣が作られたときがあるそうで、誰かが火をつけて巣を燃やしたとかで、中が焦げたとみえて炭状になっています。それでも何てことなく生きています。

 

江戸時代には、いろいろな統制があったらしく、お寺が整理されたり、神社も一つの村に鎮守様 - つまり大きなお宮 - は一社だけとなったのだそうです。
小さな、お稲荷さんとか水神様とかそのほかの祠などは、その限りではなかったらしく、小字ごとに一社か二社ぐらいは今でもありますね。

そのほかにお地蔵さんがあったり、 庚申(こうしん)様とか、分かれ道のあるところには道祖神が祀ってあったりしますね。なるべく不幸なことが起こらないようにと、庶民の切なる願いの表れです。

 
                                    どかないぞう 

 

    富士山の向こうの空も夏休み     村松二本

  

    注   どかないぞう = ノカンゾウ