ミルクの中の牧場

2015年08月28日 | Weblog


25日、26日と二日間、長野・山梨方面に地区民生委員の研修旅行に行ってきました。日ごろ、何かと難しい問題に出くわしたりして、苦労していることもありますので、年に一度は宿泊つきの旅行をやって、しばし苦労を忘れようという趣旨なのだと思います。

北関東自動車道から、関越道上りを一区間、そして信越道を通り、途中で釜飯を食べ、北白樺高原の長門牧場に着いたのですが、なんとまあ霧のせいなのか、雲の中に入ってしまっているせいなのか、ミルクの中に居るようでした。牛なんか見えないです。濃いヨーグルトを飲んで来ました。 

 
 

それから、車山高原の予定は取りやめ。もっと濃いミルクになると思いますから。その代わり、蓼科高原にあるバラクラ・イングリッシュガーデンに寄りました。ここはまあ、女性向きのところですね。バラクラとはな~んだ、バラのある暮らしなんだとか。略した上でカタカナとは・・・。 

 

この、黄金アカシアが素晴らしかったです。もっと紅葉していればもっと感激だったことでしょう。ベンチやテーブルなどのガーデンで利用するような家具の値段は、私の財力から考えると、ゼロが二つくらい余計についていました。イングリッシュ・ガーデンはこじんまりとしてまあまあ。でも、ダメだという意味ではないですよ。眺めながらケーキでコーヒーなど飲みたかったですが、時間がなかった。 

   

それで、横谷温泉と言うところに泊まったのですが、これがまた鉄分が多くてお湯がやや赤くにごっています。そうでない風呂もありましたが。珍しいので、しっかりと入ってきました。 

    
   
 
                                                       鉄分を含んで赤くなっている清水

宴会はまあ、みんな悪乗りしたこと。カラオケには、ダンスまでする人までいました。その人は会社でダンスクラブに入っていたとか。風貌やら普段の仕草とか、喋り方は、ダンスの雰囲気に全然合わないのですが。そのミスマッチングが面白いし、おまけに演歌にあわせてダンスですから、なおさらおもしろかったですね。 

 

  ショーは、橋幸夫そっくりな人が、これまた歌もそっくりの演技をしていました。朝、我々が出発するときには、ちゃんと見送ってくれましたよ。 
  
    
       騒ぎすぎて疲れた翌朝。かろうじて立っているような。それにしても何だこの車は

 

二日目は、諏訪大社本宮参拝から始まりました。

   

御柱のことやらなにやらかにやら、売店の叔母ちゃんがしゃがれ声で、よ~~~~く説明してくれました。その情熱とエネルギーのすばらしさ。 

お次は河口湖オルゴールの森。写真をご覧あれ。楽しいたのしいところです。私が女の子ならもっともっと100倍くらい楽しかったことでしょう。 

 
 
 
 フォト
              一番左のオルゴールにイオリンが何台か入っていましたよ

大きなオルゴールなのですが、これがまたオーケストラのような音を出すのです。パイプオルガンのパイプもついていました。メロディを奏でさせるのは、幅のある紙テープでした。  

 

このオーケストラのような色々な音色の出るオルゴールを伴奏にテノール歌手がモーツアルトの「魔笛」を歌っていました。

そのあとは、お昼を河口湖で食べてワイワイ騒ぎながら乗っていたのですが、混雑している首都高は眠っていたので渋滞知らずでした。

楽しい旅行でした。日本っていいなぁ。あ、その文句は「和風総本家」でしたっけ。