レコードカフェ

2015年08月29日 | Weblog


ほんの少しばかり天気の具合がおかしくなると愚痴を言いたくなります。これから先の自然のリズムの乱れを心配したりするものです。
地球温暖化などが科学的な背景を元に語られ続いていますので、確かに油断はできません。ですが、昔はもっともっとひどい時があったそうです。

 

近くは江戸期に天明の飢饉というのが、主に東北地方中心にあったという話を聞きます。南部藩などは、人口が半減したというほどですからすごい災害です。
南部藩というのは、たいへん大まかな言い方で、間違っているかも知れませんが、岩手県の北半分と下北半島の南半分のあたりかと思います。

それ以来、各藩では籾倉を各所に作って、そこに備蓄米を置いておくようにしたとか。もっとも、それ以前に作っておいて、飢饉の際の餓死者は出なかった藩もあるとか。

  

備蓄米の蔵は、いろいろ呼び名があったそうです。例えばお蔵と言ったり、お稗(ひえ)蔵と言ったり・・・・・。

その飢饉は、その前から天候不順が続いていたようですが、それに加わること浅間山の噴火があったそうで、火山灰が降り、また噴煙が日光をさえぎり寒い夏となったせいだという話です。

別に飢饉の話をするつもりではありませんが、まあ時には一喜一憂するようなことのありがちな世の中ですから、心配ばかりしていてもしょうがないですね。
それにしても、曇りとか雨の多い8月の末になりました。その前は、決して降らなかったのに、台風が来るようになってからは湿っぽい天気になりました。

 

茨城県には民間のテレビ局はありません。全国で無いのは都道府県では茨城県一県だけだそうです。
そのテレビ局の無い県に、民間のラジオ局はずいぶん前からありました。茨城放送という放送局です。

今日は、その茨城放送の建物のロビーで レコードカフェ というイベント?が開かれました。家内の友達がアナウンサーを担当するというので、聞きに行きました。このレコードカフェは毎週土曜日にやっています。
この放送局のアナウンサーのOBが何人かで週ごとに一人ずつ担当しコーヒーを飲みながら、放送局で使っていたレコードをリクエストを受けて、みんなで聞こうという催しです。

 

レコードを聴くのですから、時代を考えると集まってくる人たちの年齢が想像できます。何せ、CDではないので、昔懐かしいものばかりになりますから。

コーヒーは専門のコーヒー販売とカフェをやっている所のものです。ワンコインでこの催しに参加できます。さすがに元アナウンサー。とても上手で態屈せず、たいへん楽しかったですね。昔の懐かしい曲ばかりです。 

           

隣に座った人と話をしたところ、あちこち古いものを扱っている店を回って、好きな曲や好きなアーチストの古いレコードを買ってくるのだとか。自分の持っているもののリストまで作ってありましたね。すごい突っ込みです。世の中、趣味もいろいろです。さて、私はどんな刺激を受けたのでしょうかね。これから先にならないと、私本人にも分かりません。すでに、ほとんど処分してしまったくらいですから、レコードのコレクションは、たぶんやらないと思います。

帰ってきてから、長くブログを見てきてくれたと言うお客さんが来てくれました。いろいろと話が尽きず、とても楽しい時が過ごせました。良い日でした。