祈年祭

2019年02月17日 | Weblog


晴れて良い日になりました。今日は祈年祭と言う祭があり、町内は五つの班に分かれていて、今年度は私の班が当番です。

  

祈年祭は 「としごいのまつり」 とか 「きねんさい」 と呼ばれます。これから本当の春になります。今年も豊作をよろしくとお願いする祭です。

田舎は農村部が多いので祭が多いです。作物が病虫の被害に遭わず、嵐で田畑が荒らされて被害が及ばないようにと、ただただ天地にお願いするばかりですからね。今でも雨風や日照りなどは自然任せのことが多いですよね。

         
      
幟(のぼり)をあげているところです。大きくて竿も重いので大人数が必要です。  こう言う共同作業が地域の結束につながるのでしょう。
久しぶりに皆さんと会えました。今は車で出かけることが多いので、直接道で出あって挨拶したり世間話などする機会が激減していますからね。


それに、近所に住んでいても、ついぞ顔をあわせるなどということもあまりなくなりました。
みんな笑顔でおしゃべりしていました。なかなか良いものです。

  
 
芭蕉(バナナ)は冬枯れの時期は汚いです。枯れた葉っぱが落ちずにへばりついていて、乱雑に垂れ下がったりして、その景観は好きではありません。
それなので、今年はだらりと不規則に下がっている部分を切り取ってしまいました。

なんでも聞くところによれば、バナナはこの幹にあたる部分は木ではなくて、葉っぱがグルグル巻きになっているだけなのだそうです。
変わった植物と思いますね。そして、根っこが伸びて行き、そこから次々と新芽が出てきて増えるのですが、増えすぎるので、切り取ってしまうとそこからまた新芽が出てきます。新芽は葉っぱのグルグル巻きです。ちょっとやっかいな植物ですね。

  

その近くに、このような物があるのですが、これは栗の木の幹です。栗の木は腐りにくく土台などに利用されるのだそうです。
確かに、上の部分が枯れてしまっても根っこのあたりは何年もなんねんも腐らずに残っていますね。

トラクターなどに引っ張らせても土中の八方に伸びた根っこがなかなか腐らないので引っ張り倒すことが出来ません。
まあ、景観は少し悪くなるし、邪魔なのですが、ユンボでもないと掘り起こすのにはかなりの手間がかかりますから、倒せるくらいになるまで放ったらかしにしておくほかありません。

植物も、それぞれ特徴があるので管理には手間がそれなりにかかるものですね。

    

一生ひまで羨ましいなーと思います。せいぜい食べることが順調でありさえすれば、コタツでなくても結構寒さにも強いようですから、気楽に暮らせますね。
夏の暑さには、ちょっと弱いですからね。この暖かそうな毛皮が夏は邪魔なようです。毛皮のオーバーではないので、脱ぐわけにも行かないでしょうから、少しつらいようです。

  

伊豆の方は河津櫻が咲いたとかいう話ですが、咲いたとは言えまだまだ寒いでしょうね。
あまり寒い中で櫻を見たって楽しくないと思うので、私はやっぱり暖かくなってからゆっくりと愛でた方がイイナと思っています。

どうせそのうちに満開の枝もたわわに咲き誇る、あの普通の櫻が見られますからね。
ただ、やっぱり誰も何処か楽しい所に行きたいと思ってはいるわけですから、出かける口実にはなるし、実際咲いた桜はきれいでしょうし。