
今年、6月15日早朝95歳の生涯を閉じた義母は
ほとんど病の床につくことなく、自らの脚で歩み
いつも感謝と笑いを忘れない方でした。
私が福岡の実家をおとづれた際に教えを受けた
昔から受け継がれた治療法とも言えるものがいくつかあります。
治療法と言いましても、その当時病院はあったにせよ
ほとんどの人々はすぐに駆け込もうとせず
まず身の回りで対処できることは
家族の手助けや自ら行っていた時代でした。
それは生活の中から学んで実践していた先人たちの知恵や
言い伝えから学んだ「民間療法」として成り立っていました。
では、次回ちょっと面白いお灸などをお伝え致します。
****ジジとの思い出****

ジジが我が家にやって来て、去勢と健康診断、予防接種を済ませ
家族に迎えてからは共に寝て、階段の上り下りまでが一緒でした。
そして、朝はお日様より早く起き、私の髪を甘噛みして
朝ごはんの催促をする毎日でした。
昼間、遊んで欲しい時は子供部屋から小さなガン消しを咥えてきて
私の目の前におき、近くに投げてあげると
それをサッカーのような
キックテクニックでじゃれて遊びました。
飽きてくるとガン消しを咥え、階段の上から落として、
はずみながら下に落ちていくのを見届けると
勢いよくダッシュして取りに行くのです。
なんだかワンちゃんのようなジジでした。
そして、紙をクシャクシャと丸める音も大好きで
ゴミ箱に入る前に横取りして遊ぶのもお気に入りでした。