健康塾通信

皆様がより健康であるための情報やご家庭でお手軽にできる健康法をお伝えいたします。

貝原益軒の養生訓から

2013年08月15日 10時39分25秒 | Weblog
[命?の短いせみ] ・・・実は成虫でいられる時期が短いのです。

猛暑はあとどのくらい続くのでしょうか・・

そんな中、早朝に聞こえる虫の声や吹き抜ける風に

着実に季節の廻りを感じるこのごろです。

さて、これからしばらくは江戸時代に儒学者として活躍した、

貝原益軒先生が83歳で書かれた、遺書とも言われている

「養生訓」を少しずつご紹介いたします。


*若い時からの養生*から抜粋

庭に草木を植えて愛する人は、朝夕心にかけて、水をやり土をかぶせ

肥料を与え、虫を取ってよくやしない育て、その成長を見て喜び

衰えるのを見て悲しむ。

かるい草木でさえそうであるから、重い自分の体を大事にするのは

当然である。養生を知って実践することは、

天地、父母に仕えて孝行をすることであり・・・

若い時から養生を学ばなければならない。

身を慎み、命を養うのは人間として最も重要なことであろう・・・



****ジジとの思い出****

前回の続きから

それからは、私のリンパドレナージの出番です。

ドイツの師であるアネッテ先生から、「リンパドレナージは

猫ちゃんを優しくマッサージするように練習して、手の感覚をつかんでください。」

このように言われてから、たまたま我が家にやってきたわけですから

最高のタイミングであり、最高のプレゼントでした。

私は尿路結石になった猫ちゃんの尿の検査方法を本で調べ、

ジジが洗面台に飛び乗った時を見逃さずおしっこを採取しました。

それを新聞紙の上に流したあと外で乾かしました。

結石がある場合は、尿が乾いたあと細かい砂がキラキラと光って見えます。

これが続いているあいだは、治っていないのです。

それから、ゴロンとなったジジにリンパドレナージを行うと

必ず反対もゴロンと向きを変えて、ねだるようになりました。

これは日課となって、ドレナージはジジのお気に入りとなりました。

飲み薬は、処方された小さい粒をつぶして缶詰に混ぜて、あげていましたが

時々薬の部分だけ残っていることもありました。

そして、尿検査とドレナージを続けて3週間ほどでしたでしょうか。。。

新聞紙に流した尿が、光らなくなったとき

洗面所に飛び乗って、おしっこをすることもなくなりました。

結石が全部出てくれたのでしょう。

本当にほっとしました。。。。

それからは、マグネシウムの含有の少ない乾燥のカリカリごはんに替え、

この病の再発はありませんでした。

でも、ジジは私の手が空いているときは

よく目の前でゴロンとするので、ドレナージするのがお決まりになりました。

おかげで、私もドレナージの手技を磨くことができ、

ジジも喜んでくれお互いに最高でしたし、

絶妙の信頼関係を築くことができました。