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猛暑はあとどのくらい続くのでしょうか・・
そんな中、早朝に聞こえる虫の声や吹き抜ける風に
着実に季節の廻りを感じるこのごろです。
さて、これからしばらくは江戸時代に儒学者として活躍した、
貝原益軒先生が83歳で書かれた、遺書とも言われている
「養生訓」を少しずつご紹介いたします。
*若い時からの養生*から抜粋
庭に草木を植えて愛する人は、朝夕心にかけて、水をやり土をかぶせ
肥料を与え、虫を取ってよくやしない育て、その成長を見て喜び
衰えるのを見て悲しむ。
かるい草木でさえそうであるから、重い自分の体を大事にするのは
当然である。養生を知って実践することは、
天地、父母に仕えて孝行をすることであり・・・
若い時から養生を学ばなければならない。
身を慎み、命を養うのは人間として最も重要なことであろう・・・
****ジジとの思い出****
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前回の続きから
それからは、私のリンパドレナージの出番です。
ドイツの師であるアネッテ先生から、「リンパドレナージは
猫ちゃんを優しくマッサージするように練習して、手の感覚をつかんでください。」
このように言われてから、たまたま我が家にやってきたわけですから
最高のタイミングであり、最高のプレゼントでした。
私は尿路結石になった猫ちゃんの尿の検査方法を本で調べ、
ジジが洗面台に飛び乗った時を見逃さずおしっこを採取しました。
それを新聞紙の上に流したあと外で乾かしました。
結石がある場合は、尿が乾いたあと細かい砂がキラキラと光って見えます。
これが続いているあいだは、治っていないのです。
それから、ゴロンとなったジジにリンパドレナージを行うと
必ず反対もゴロンと向きを変えて、ねだるようになりました。
これは日課となって、ドレナージはジジのお気に入りとなりました。
飲み薬は、処方された小さい粒をつぶして缶詰に混ぜて、あげていましたが
時々薬の部分だけ残っていることもありました。
そして、尿検査とドレナージを続けて3週間ほどでしたでしょうか。。。
新聞紙に流した尿が、光らなくなったとき
洗面所に飛び乗って、おしっこをすることもなくなりました。
結石が全部出てくれたのでしょう。
本当にほっとしました。。。。
それからは、マグネシウムの含有の少ない乾燥のカリカリごはんに替え、
この病の再発はありませんでした。
でも、ジジは私の手が空いているときは
よく目の前でゴロンとするので、ドレナージするのがお決まりになりました。
おかげで、私もドレナージの手技を磨くことができ、
ジジも喜んでくれお互いに最高でしたし、
絶妙の信頼関係を築くことができました。