健康塾通信

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内敵には勇、外敵には畏れ

2013年08月23日 06時14分11秒 | Weblog
21日ゲリラ豪雨の去ったあとの横浜

風雲急を告げる・・・と言われるように風と雲の急な変化で

起こりうる天候の予測ができます。

上空に黒い雲が湧き上がり、地面にも響くような雷が鳴り響いた直後、

ゲリラ豪雨が襲い多くの足を止めたのは、まだ2日前のことでした。

今日も湿度が高く大気が不安定のようですから

お気を付けくださいませ。


さて今日は「内敵には勇、外敵には畏れ」から抜粋

―およそ人間の身体は弱くもろく、しかもむなしい。

風前の灯のように消えやすい。思えば心細いことだ。

つねづね慎んで身を保つべきである。

まして内外から身を攻める敵が多いのだから、まことに危険である。―



(貝原益軒のいう内外の敵の内とは

飲食の欲、好色の欲、睡眠の欲、あるいは怒り、悲しみ、憂い

ということを指して、なかでも飲食・好色は内欲から外敵を引き入れてくる

最も恐るべきものであるという。

そして、外敵は風・寒・暑・湿をいう。)



―内敵に勝つには、心を強くして、忍耐することである。・・・

外敵に勝つにはそれを畏(おそ)れて早く防ぐことだ。・・・

・・・古語に「風を防ぐこと、矢を防ぐが如くす」、という。

四気の中で風・寒は最も畏るべきであろう。長いあいだ風・寒にあたってはいけない。

およそこれが外敵を防ぐ兵法なのである。内敵に勝つには勇ましく勝つのが良い。

しかし外敵を防ぐには、畏れて早く退くのがよく、

勇敢であることはよくないといえよう。―