かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

まだまだ蝉が頑張っていますが、重陽の節句を境にいなくなるかもしれません。

2009-09-09 21:39:11 | Weblog
 今日は重陽の節句。中国では奇数が陽、偶数が陰で、中でも9が陽の中の陽、ということで、9が重なる今日は特に別して節句としているのだとか。易でも奇数を9、偶数を6と読むのですが、では何故9と6なのかはよく知りません。9は奇数のうちでも最大の数だから、というのはなんとなく納得しやすい理由ですが、ならば何故陰は8じゃなく6なのか? と新たな疑問もわくわけで、そのうちじっくり調べてみようかと思いつつ、今まで放置しています。
 そんな日のせいなのか、まだまだ昼間は蝉が頑張っていて、今日もミンミンゼミがあたりを圧する音量で堂々の独唱を奏でていました。一方ツクツクホウシは大分弱ってきているのか、遠くの山からこだまするような弱弱しい声が聞こえるばかりで、草むらの秋の虫の声のほうがよほどよく聞こえておりました。世の政権交代は何かと騒がしいばかりですが、季節の交代は日々耳を澄ませば趣のある穏やかさで少しずつ移り変わっていくようです。
 とはいえ、さすがの蝉も今日までかもしれません。今夜から明日朝にかけて、我が奈良県の気温は15℃とがくんと下がるという予報が出ています。ここ数日と比べても4,5℃低い気温で、今夜はよほどしっかり布団を着て寝ないと、朝には寒さのせいで目が覚めたり、風邪を引いたりしそうです。明日以降はまた少し戻ってくるので一過性の気温低下のようですが、山の蝉の寿命を縮めるには十分なものになるのかもしれません。
 風邪と言えば私の喉は相変わらずで、朝が一番状態が酷く、昼間は何の問題も無く、寝る前にまた少し悪化する、の繰り返しで、プラスマイナスどちらの方向にもまるで進展がありません。金曜日からまた遠出する予定なので、まあこのまま悪化さえしなければいい、と思っているのですが、出張であんまり疲れたりしたら、帰宅後に一気に悪化したりするかもしれませんね。気をつけないといけません。
 そういえば、最近また病原性大腸菌O-157が目立ってきているようですね。原因は角切りステーキ肉との事ですが、ミンチのような細切れの肉を食べられる接着剤でくっつけて一枚肉のように見せる技術で作ったもので発生していると言うことですが、肉のせいなのか、店の衛生管理のせいなのかはもう少し情報が出てこないと見えてきません。まあ安いものには安いなりの理由がある、という、ごくごく一般的な理解でおさまる性質のものかもしれませんが。でも、旅先でそういうのに当たったらちょっと厄介ですね。重々気をつけて、きっちり加熱したものを口にするようにしませんと。

コメント
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