かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

不謹慎かもしれませんが、お肉を食べるのは少し控えた方がいいんじゃないでしょうか。

2011-05-06 22:14:23 | Weblog
 昨日まで休みが続いていたせいか、今日が月曜日であるかのように勘違いしてしまうのですが、実際には金曜日で、また明日あさってが休みなのですね。どうも調子が狂います。こんなに休みが続くとどうしても生活リズムが休みに合ってしまうので、通常の仕事がある生活に戻るのが大変です。
 
 さて、焼肉チェーン店でおきたユッケによる食中毒事件、生肉はどうも苦手で、焼いてあってもレアではダメで、できるだけ芯まで火を通さないとどうも安心して食べられない私には、少々理解しがたい事件ではあります。それも、大人ではなく6歳なんていう幼児が生肉を食するとは、とても考えられない不可思議さです。報道などを見るかぎり、ほんのちょっとお箸をつけた、という程度なのだそうですが、菌に対する耐性の弱さもさることながら、色々アレルギーやらなにやら、まだ身体が十分成長していない子供に大人と同じ食べ物を与える、というのは相当に危ないことだと私には思えます。また、現代の日本人はそうでなくても肉の食べ過ぎ、脂の摂り過ぎにより多くのヒトが生活習慣病に蝕まれており、かつては成人病、という名の大人の病気だったものが、最近では小学生にも発症していたり、その予備軍が相当数いたりしているのですから、そんな状況を知ると、まだ年端のいかない子供に焼肉を与えるというのもいかがなものか、と思うのです。まあたまの贅沢、という事なのでしょうから、あまりそのことをとやかく言うのも筋違いな気は致しますが。
 ただ、これは焼肉に限りません。餃子やラーメンでも、ハンバーガーやピザといったファーストフードでも、あるいはケーキなどの洋菓子やポテチなどのスナック菓子でも同じことで、子供に食べさせるにはいささか難有り、というものが、今の世の中あまりに氾濫し過ぎているにも関わらず、その恐ろしさに対する認識が、社会の中でちょっと希薄すぎる気がいたします。
 そろそろ人生の終焉を迎えるお年寄りの血圧が上がり、血管が弱り、生活習慣病相当の症状が出てくる、というのは、ある意味自然なことですが、まだこれから多くの栄養を摂取して成長しなければならない子どもが、カロリー過剰で高脂血症やら糖尿病やらにかかるというのはどこか間違っています。食中毒など言語道断の許しがたい話ではありますが、それ以外の日常の食生活にも、緩慢に、でも確実にヒトを死に追いやる静かな殺し屋がいることを、忘れないで欲しいです。

コメント
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