今日は夕方から雨が降り出しましたが、気象庁によると、近畿も梅雨入りしたのだそうです。平年より12日、昨年からしたら18日も早い梅雨の到来ですが、いくらなんでもちょっと早過ぎ。雨になるとイネ科雑草の花粉も飛びにくくなるのでその点は歓迎ですが、当分、晴れ間は見られそうになく、サボテンの花が見られそうにないのが非常に残念です。
その上、台風まで来ています。週末にかけて駆け上がってくるみたいです。予報を見るかぎり直撃はなさそうですが、またぐっと蒸し暑くなって、どっさりと雨をもたらしてくれる事でしょう。土曜日は出かけないといけない所要があるのですが、すっかりずぶ濡れにさせられそうです。
さて、福島原発事故の話で、事故直後の海水注水を政府が中断させたとか、いや実は現場判断で中止していなかったとか、もう話があちこちに行って朝令暮改もここまで来るともう混乱するよりない気が致します。一体何を信じたらいいのか。現場レベルは正しい判断を下し、粉骨砕身で事態に対処していると言うのに、その上に立って指揮監督する人達の体たらくは、目を覆わんばかりな惨状を呈しているようです。我が国の組織は、どうもここ何十年来、優秀な現場とボンクラな後方という全く変わらない宿痾を抱えたまま、何ら改善もされていないようです。どうしてこう言うことになってしまうのか、その弊害に付いてはそれなりに知れ渡っていることだろうに、不思議でなりません。そもそも、原発安全神話も技術者サイドから出た話ではないのではないのでしょうか? できっこない100%絶対に安全安心なんて、およそ技術者なら言えるはずがありません。現場の技術者なら、様々な可能性の中でリスク管理しながら危険を最小限に抑える努力を続け、結果的に日々安全を確保しているはずです。でも、営業サイドからしたら、たとえそれが、ほぼありえない確率であろうと、危ない可能性があります、というようなことは言いたくも聞きたくもないのでしょう。そんな、技術の本質を無視した事務屋が実権を握っている組織はやはりおかしいと思うのです。現場や技術者を低く見るたわけたシステムは、今度こそ見直しをかけてもらいたいですね。
その上、台風まで来ています。週末にかけて駆け上がってくるみたいです。予報を見るかぎり直撃はなさそうですが、またぐっと蒸し暑くなって、どっさりと雨をもたらしてくれる事でしょう。土曜日は出かけないといけない所要があるのですが、すっかりずぶ濡れにさせられそうです。
さて、福島原発事故の話で、事故直後の海水注水を政府が中断させたとか、いや実は現場判断で中止していなかったとか、もう話があちこちに行って朝令暮改もここまで来るともう混乱するよりない気が致します。一体何を信じたらいいのか。現場レベルは正しい判断を下し、粉骨砕身で事態に対処していると言うのに、その上に立って指揮監督する人達の体たらくは、目を覆わんばかりな惨状を呈しているようです。我が国の組織は、どうもここ何十年来、優秀な現場とボンクラな後方という全く変わらない宿痾を抱えたまま、何ら改善もされていないようです。どうしてこう言うことになってしまうのか、その弊害に付いてはそれなりに知れ渡っていることだろうに、不思議でなりません。そもそも、原発安全神話も技術者サイドから出た話ではないのではないのでしょうか? できっこない100%絶対に安全安心なんて、およそ技術者なら言えるはずがありません。現場の技術者なら、様々な可能性の中でリスク管理しながら危険を最小限に抑える努力を続け、結果的に日々安全を確保しているはずです。でも、営業サイドからしたら、たとえそれが、ほぼありえない確率であろうと、危ない可能性があります、というようなことは言いたくも聞きたくもないのでしょう。そんな、技術の本質を無視した事務屋が実権を握っている組織はやはりおかしいと思うのです。現場や技術者を低く見るたわけたシステムは、今度こそ見直しをかけてもらいたいですね。