かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

ロータス1-2-3、とうとう終焉を迎えたのだそうです(懐かしい!)。

2013-07-10 19:26:55 | Weblog
 表計算ソフト『Lotus1-2-3』が、来年9月一杯でサポートを終了、ソフトウェアとして寿命を迎えるとのニュースがありました。何とも懐かしいソフトですが、個人的にはあまり使った記憶がありません。昔々のPC98時代はマルチプラン(マイクロソフト製だったんですね! 気づきませんでした)を主に使っており、まれにLotus1-2-3を使うとやたらと使いにくくてついぞ自分から進んで触るような事はしませんでした。その後、Macに移った時、何かのキャンペーンでLotus1-2-3マック版の安売りをしていて、マックで使える表計算ソフトが欲しかったけどエクセルは高くて買えなかった私は渡りに船と喜んでそれを購入、主たるビジネスソフトとしてこれを利用するようになりました。あの時のワープロは確か「SoloWriter」だったかな? クラリスワークスも結構愛用していたので記憶がごっちゃになっていますが、とにかくこの頃が、唯一積極的にLotus1-2-3に向き合った時でした。
 定かでない記憶が間違いでなければ、確か購入したのは直で輸入した英語版だったはずです。当時、なぜかアメリカのマックの雑誌を定期購読していた私は、どうせ計算しかしないから英語でも困る事は無かろう、と雑誌の広告をたよりにとあるお店から通販で購入しました。実はその時ホントに欲しかったのはデルタグラフというグラフを描くソフトで、それと抱き合わせでLotus1-2-3が驚くほどの低価格で入手できたのでした。その後、日本法人から、なにかのキャンペーンで日本語版へ格安にアップグレードできてうれしかったのを覚えています。多分当時のマックの雑誌も輸入したソフトの箱も引っ越しの時に処分してしまったような気がしますが、ひょっとしたらまだどこか開けてない箱に残っているかもしれませんね。そう言えば同じ頃にやっぱりアメリカの雑誌でQuadra 800/840AVとCentris 660AVが発表され、クアドラは高くて手が出なかったので、Centris 660AVを輸入したのでした。その前の機種は友人から中古で譲ってもらったLCでしたから、68020-16MHzから68040-25MHzになった時にはその速度に驚いたものです。もっとも、しばらくはLCで使っていた12インチモニタをそのまま使っていましたからアンバランスこの上ない有様でしたが。

 まだインターネットの無い時代に必死に情報を漁って、英語版の意味の分からないマニュアルに悪戦苦闘しながらパソコンを使いこなそうとしていた熱い時代。私に取ってLotus1-2-3は、そんなひと時に一瞬だけですが確かに使いこなす充実感を味わわせてくれた、珠玉のソフトだったと思います。長い間ご苦労様でした。

コメント
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