かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

人口500人未満でコンビニ経営が成り立つか疑問ですが、便利になるのは良い事です。

2013-07-03 20:34:35 | Weblog
 今日は天気予報で雨、所により激しい雨になるかも、という予報だったので、それなりに準備をして出かけたのですが、肝心の雨は一向に降らず、帰宅時間になってしまいました。ところが、ふと駐車場を見てみると、西の方からグレーの怪しげな低い雲が流れ込んできて、今にも稲光の一つも光らせそうな不気味な様子を見せています。これは大変、降り出す前に、と大急ぎで車に乗り込んだまでは良かったのですが、走り出すうちにも風が強くなり、ぽつぽつと降り出したかと思うと、それが見る間に横殴りの猛烈な雨になってしまいました。フロントガラスは連続してバケツで大量の水を引っ掛けられたように一瞬全く視界が遮られるのを無理矢理ワイパーでこじ開けて走る、何とも困難な有様で、しかもうねる横からの強風が車を揺さぶり、とてもまともな速度では走れない有様でした。
 後で気象庁のサイトでレーダー画像を確認しましたら、一番強く雨が降っていた時間帯に出発してしまったことが判りました。ほんの30分、じっと待っていれば雨もやんでいたのですが、降り出す前に出ないと、と焦ってしまったのが間違いでした。

 さて、奈良県の南端よりちょっと東寄り、三重県との県境にサンドイッチされたところに、全国唯一の飛び地自治体和歌山県北山村という和歌山県唯一の村があります。人口481人の静かな山村で、信号も横断歩道もコンビニも無い「秘境」とされるところだそうですが、そこにこのほど、コンビニエンスストアが開かれたそうです。これまで買い物は車で1時間かけて三重県熊野市まで出かけるか、週に2、3回来る移動販売車に予約して購入するかしかなかった村に、豊富な商品が並ぶお店ができたとの事で村人も喜んでおられるのだとか。
 私は国道168号線で十津川方面に行く事は年に1、2回あるのですが、北山村に通じる169号線の方はあまり縁がなく、これまで一度だけ手前の下北山村に出向いた事があるくらいでした。でも、168号線でもそうですが一度山中に分け入るとそう簡単に買い物出来る施設もガソリンスタンドも見つからないので、出発前に十分準備して行く必要があります。それからすれば、こうして奥地に普通にそれなりの商品を買い物することが可能なお店ができるというのは、ありがたい話です。
 あれからもう20年以上絶っていますし、一度改めて169号線を走り抜け、紀伊半島の秘境、北山村を訪ねてみるのも面白いかもしれません。なにより、花粉症に効果がある、とされる柑橘のジャバラの生産量日本一の村ですし、何かいい物が見つかるかもしれませんし。

コメント
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