かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

成功は2063年か2199年か。いつかは実現して欲しいワープの夢への挑戦が始まったそうです。

2013-07-30 20:44:04 | Weblog
 気象庁が、来週からまた猛暑復活! となりそうだ、という見通しを発表しました。今日も天気は曇りがちで時折雨が降っていましたが、涼しいというよりは蒸し暑くて結構大変でした。これならばいっそぐっと暑くなって、夕立でも降ってもらった方が心地よいかもしれません。問いって本当に暑くなったらただグデッと溶けているだけになるのでしょうが。

 そんな溶けた頭にちょうど良いニュースを読みました。
 NASAの研究者が、光速突破のためのワープの研究を始めたそうです。実験は光子を小さくワープさせることで、今はそれを観測するための装置を開発しているところなのだとか。実験装置が非常に繊細で人の足音まで観測に影響するため、実験室は地下に作り、更に装置を地面から浮かせてその種の障害を極力排しているとの事です。NASAはこの研究に5万ドルの予算をつけています。
 プロジェクト責任者の博士は、宇宙誕生のビッグバンの時、最初期の爆発的なインフレーション時にある二点が光速を超える速さで離れて行った、自然に出来たのだから自分たちにも出来るかも、と宣われたそうですが、なるほど、言われてみれば確かに光速突破がもしかしたら出来てしまうのかもしれない、と思いたくなります。
 とはいえ、今のところアインシュタインは間違ってなさそうですし、ビッグバン最初期のインフレーションも一つの仮説であって実際にそうだったという証明がなされた訳ではありません。先日もニュートリノが光速を超える、という研究が間違いだった、と発表されたばかりですし、この手のロマンの行く手にはあまりに分厚く高い障害が横たわっていると言わざるを得ません。そもそもたった5万ドルでそんな凄い成果が出たりしたら文字通りびっくり仰天します。でも、そんな実現可能性が極小に無さそうな研究にもちゃんと研究費をあてがい、やらせてみようというNASAの懐の深さには羨望しかありません。多分中々目が出ないかもしれませんが、いつか「ワープ成功!」のあっと驚く大ニュースを見せてくれる事を心から期待したいです。

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