かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

交通違反取締まり懇談会、仏作って魂入れず、の典型にならないよう願いたいものですが・・・

2013-07-18 20:42:03 | Weblog
 昨夜は暑く寝苦しい一夜になったことや、一杯飲んでよい気分で帰ってきたものの、入浴中にほんの10分足らずですがうっかり熟睡してしまい、良いと眠気が覚めてしまったりしたこと、更に先日来感じてきた胃の不快感が強い痛みに変じて悶え苦しむ羽目になったために、ほとんど眠る事が出来ませんでした。せめて暑さだけは窓を開け、扇風機でなんとかしようと思ったら、扇風機がまさかの故障で、首の部分が経年劣化で折れてしまい、まともに使えなくなるという不運もありました。おかげで今日は一日眠気との戦いでしたが、外での仕事に終始した事もあってなんとか1日を乗り切りました。とりあえず扇風機は今日のうちに応急措置で風を起こす事だけは出来るように直し、胃痛は胃薬をきっちり飲む事でなんとかなりそうなので、後は入浴でむやみに眠り込んだりしないように注意するばかりです。

 さて、警察庁が、交通違反の取り締まりに付いて有識者の懇談会を設け、速度違反を中心に摘発の在り方を議論する事にしたそうです。国家公安委員からの指摘、内容見直しについての意見などを受けての事だそうです。委員からは、取り締まり場所の固定化により、地元の人はうまく回避して県外など他所から来た人ばかりを捕まえている、重大事故発生地域では行っていない、前方不注意による事故が多いのに速度ばかり取り締まってどうする? と言うような指摘や意見があったそうですが、それぞれ、確かにうなずけるものがある言葉ばかりです。私などはそもそも取り締まりは交通事故を未然に防ぐことが目的であろうと思うのですが、上記のように、事故の防止よりもノルマこそが目的でただ惰性でやっているだけ、というように見えるところが大きな課題なのでしょう。
 そもそも、事故を防ぐのに厳罰を持って処する、というやり方が間違っていますし、第一、現在の警察力では全ての違反事例を余すところなく検挙する事など到底不可能ですから、現状の延長線上で事故をなくす事など到底不可能な夢にすらならない与太話です。そんな現状が見えているのですから、ここは取り締まり云々などというような小さな話ではなく、本当に事故を減らし、究極的には無くすようにするにはどうすれば良いのかをこそ、立派な見識を持つはずの有識者の皆さんには議論してもらいたいものです。でも、この手の懇談会というのはお役人がとりあえずちゃんと議論して低減をまとめましたよ、とポーズをとるために行われる「儀式」の場合が多いようですから、期待するだけ無駄なのかもしれませんね。これだけではありませんが、このような澱として溜まり社会に機能不全をもたらしている弊害や既得権を吹き飛ばすために政権交代を選んだはずだったのに、それも結局全くもって無駄に時間ばかり浪費して終わってしまいましたし、なかなか光明が見いだせないのがもどかしいです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする