韓国はこれまでにも口蹄疫とか家畜の厄介な病気が流行っていて、それがどうも日本に伝染したらしい、というような話も漏れ聞きますが、今度はMERS(中東呼吸器症候群)という厄介で恐ろしい、ヒトの伝染病が発生し、疑わしいとして隔離されているヒトが682人、確実に感染しているヒトが18人、そのうち状態がかなり悪化しているヒトが数人いるとのことで、とうとうその中の一人の女性が亡くなってしまったそうです。
病気としてのMERSは、致死率40%と結構恐ろしい重篤な症状を起こす一方、病原のMERSコロナウイルスの感染力はそれほど強いわけではなく、厚生労働省の注意によると、インフルエンザのように人から人へと次々感染っていくような伝染性は持たないようです。ただ、有効なワクチンはまだないそうですし、咳やくしゃみなどの飛沫感染があるらしいですから、今、発熱したり咳ごんだりしているヒトの近くには極力近寄らないほうが良い、とのことでした。
一応韓国では封じ込めしているようですが、陽性患者が中国などを訪れた、というニュースもあり、本当に確実に封じ込めに成功しているのかどうか、いまいちはっきりしないのがなんとも不気味です。一応外務省が渡航注意情報を出していますが、すぐ隣の国のこと、ひところに比べれば随分減ったとはいえ頻繁に往来もあるわけですし、病気の恐ろしさを鑑みれば、少なくとも事態が沈静化するまでは渡航禁止措置を取っても、誰も文句は言うまい、とも思います。少なくとも、デング熱やエボラ出血熱であれほど大騒ぎしたことからしたら、今回のMERSに対する対応は随分甘いというか緩いというか、マスコミの反応が鈍いような気がしてなりません。今後、強毒性インフルエンザのように、いつか必ず流行が襲ってくる、とされる強伝染性の致命的ウイルスが蔓延する危険性が高まっている中、その予行演習に身近だけれど適切に措置すればまだ何とかなりそうな今回の脅威を利用して見てはどうかと切に思います。
病気としてのMERSは、致死率40%と結構恐ろしい重篤な症状を起こす一方、病原のMERSコロナウイルスの感染力はそれほど強いわけではなく、厚生労働省の注意によると、インフルエンザのように人から人へと次々感染っていくような伝染性は持たないようです。ただ、有効なワクチンはまだないそうですし、咳やくしゃみなどの飛沫感染があるらしいですから、今、発熱したり咳ごんだりしているヒトの近くには極力近寄らないほうが良い、とのことでした。
一応韓国では封じ込めしているようですが、陽性患者が中国などを訪れた、というニュースもあり、本当に確実に封じ込めに成功しているのかどうか、いまいちはっきりしないのがなんとも不気味です。一応外務省が渡航注意情報を出していますが、すぐ隣の国のこと、ひところに比べれば随分減ったとはいえ頻繁に往来もあるわけですし、病気の恐ろしさを鑑みれば、少なくとも事態が沈静化するまでは渡航禁止措置を取っても、誰も文句は言うまい、とも思います。少なくとも、デング熱やエボラ出血熱であれほど大騒ぎしたことからしたら、今回のMERSに対する対応は随分甘いというか緩いというか、マスコミの反応が鈍いような気がしてなりません。今後、強毒性インフルエンザのように、いつか必ず流行が襲ってくる、とされる強伝染性の致命的ウイルスが蔓延する危険性が高まっている中、その予行演習に身近だけれど適切に措置すればまだ何とかなりそうな今回の脅威を利用して見てはどうかと切に思います。
