かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

いつの間にか、奈良の街は海外からの観光客があふれかえっていました。

2015-06-05 23:51:29 | Weblog
 今日はそぼ降る雨の中、奈良市まで出向いて、夜は仕事先の方々と一緒にとある小料理屋で一杯やって、気分よく帰ってきました。奈良は結構リーズナブルで、酒や肴が美味しく、静かで雰囲気の良いお店がたくさんあるのですが、商店街から一歩外れた狭い路地を入っていったところにあったり、明瞭な看板をあげてなかったりと、そんなに客に来て欲しくないのか? と疑いたくなるようなお店が実に多いです。そんなお店を一軒一軒開拓していく、迷宮探索みたいなことを趣味にしている人ならともかく、一見さんの、とりあえずさくっと適当なお店で一杯やろう、なんていう私のようなヒトにはまず見つかりません。商売っ気がないというか、もったいないなあ、といつも思います。
 そんな奈良の街を歩いていると、やたらと外国人の方々が目立つのに気づきました。ひと目でそれと分かる紅毛碧眼の異国の方々や、何人か集まっている話し言葉で中国系とわかったり、とにかくやたら目につきます。今日は雨の中ではありますが、修学旅行生もまた大勢出歩いていたので、かなり日本人比率は高いはずなのですが、今日話しをした某大学の先生によると、冬の閑散期、たままた往来を出歩いている観光客をカウントしてみたら、およそ9割が海外の人だったのだそうです。円安、恐るべしですね。奈良のような田舎町でこれなのですから、多分京都とか大阪、東京なども海外からの観光客が押し寄せているんじゃないでしょうか? これだけ観光客がやってきてくれるのに、奈良の観光収入が京都、大阪とは桁違いに少ないのが県民としてはなんとも残念なのですが、冒頭のお店の話も含め、もう少し奈良の商人は商売っ気を発揮して、貪欲に稼いでも良いのではないかと思いますし、そのための環境整備を行政は行う必要があるだろうと思いました。

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