今朝はかなり冷え込みました。朝の最低気温は3.9℃と、4℃を割り込んでこの秋2番めに低い気温になりました。昼間はよく晴れて17.5℃まで上がりましたが、朝の通勤時間帯は手袋とマフラーが必須で、もう少し寒ければコートを出す必要があったでしょう。
明日も明け方はかなり強く冷え込む予報ですが、雨の前なので昼間は今日にもまして暖かくなるようです。寒暖の差が激しいので、こまめな調整が必須ですね。
さて、2011年11月7日のブログ記事「こりゃ現代の「火閻魔人」ですね。近赤外線を使って体内のガン細胞を体外から焼き殺してしまうなんて。」
で書いた、特定波長の近赤外線とガン細胞に特異的に反応して結合する抗体を利用した、超ピンポイントでガン細胞だけを狙い撃ちにする医療技術が、いよいよ実用化の一歩手前まで来ているのだそうです。2015年4月に、アメリカ食品医薬品局(FDA)からヒト臨床試験の認可を受け、治療法の毒性を評価するフェーズ1を10人の患者の協力で実施し、無事終了。この10人の方々は、がんの手術後、従来の療法で再発を防ぐことができず、ただ死を待つばかりだった人たちでしたが、全く問題なくテストを終えたとのことです。そこで現在は30−40人にまで患者数を増やし、治療法の効果を検証するフェーズ2に移行しています。これで効果が認められれば、次は従来法との効果の比較をするフェーズ3に入るそうですが、もしフェーズ2で顕著な結果が出れば、フェーズ2を更に300人程度まで拡張してフェーズ3を省略、治療法として認可される可能性が出てくるそうです。この過程を経ると、2~3年後には実用化する計画、と研究者が語っていました。しかもこの治療法、副作用は全くなし、治療法は安価、皮膚がん、食道がん、膀胱がん、大腸がん、肝臓がん、すい臓がん、腎臓がんなど、がんの8~9割はこの治療法でカバーできる可能性あり、と、まさに魔法のような夢の治療法でもあります。もはやがん制圧は時間の問題、と言っても過言ではない世界が、もうすぐそこまで迫ってきているというのですから、これはまたトンデモなくすごい話が未来を切り拓こうとしています。
この研究をしているのが、米国立がん研究所(NCI)の小林久隆・主任研究員という日本人というのもなんとも驚く話ですが、アメリカで3年後に治療法として認可されるとして、さて我が国で認可されるのは一体いつになることやら。せっかく日本人が開発に関わった夢の治療法なのですから、日本の厚生労働省は総力を上げて迅速な認可に努力すべきだと思います。
ガンが制圧されれば寿命は更に延伸し、iPS細胞やサイバネティックス技術の進化でヒトはまさしく死ににくくなることでしょう。後者はどうなるかまだ判りませんが、ことがんに関することだけは、私が寿命を迎えるよりも先に実現してくれそうで、ありがたい話だと切に思います。
明日も明け方はかなり強く冷え込む予報ですが、雨の前なので昼間は今日にもまして暖かくなるようです。寒暖の差が激しいので、こまめな調整が必須ですね。
さて、2011年11月7日のブログ記事「こりゃ現代の「火閻魔人」ですね。近赤外線を使って体内のガン細胞を体外から焼き殺してしまうなんて。」
で書いた、特定波長の近赤外線とガン細胞に特異的に反応して結合する抗体を利用した、超ピンポイントでガン細胞だけを狙い撃ちにする医療技術が、いよいよ実用化の一歩手前まで来ているのだそうです。2015年4月に、アメリカ食品医薬品局(FDA)からヒト臨床試験の認可を受け、治療法の毒性を評価するフェーズ1を10人の患者の協力で実施し、無事終了。この10人の方々は、がんの手術後、従来の療法で再発を防ぐことができず、ただ死を待つばかりだった人たちでしたが、全く問題なくテストを終えたとのことです。そこで現在は30−40人にまで患者数を増やし、治療法の効果を検証するフェーズ2に移行しています。これで効果が認められれば、次は従来法との効果の比較をするフェーズ3に入るそうですが、もしフェーズ2で顕著な結果が出れば、フェーズ2を更に300人程度まで拡張してフェーズ3を省略、治療法として認可される可能性が出てくるそうです。この過程を経ると、2~3年後には実用化する計画、と研究者が語っていました。しかもこの治療法、副作用は全くなし、治療法は安価、皮膚がん、食道がん、膀胱がん、大腸がん、肝臓がん、すい臓がん、腎臓がんなど、がんの8~9割はこの治療法でカバーできる可能性あり、と、まさに魔法のような夢の治療法でもあります。もはやがん制圧は時間の問題、と言っても過言ではない世界が、もうすぐそこまで迫ってきているというのですから、これはまたトンデモなくすごい話が未来を切り拓こうとしています。
この研究をしているのが、米国立がん研究所(NCI)の小林久隆・主任研究員という日本人というのもなんとも驚く話ですが、アメリカで3年後に治療法として認可されるとして、さて我が国で認可されるのは一体いつになることやら。せっかく日本人が開発に関わった夢の治療法なのですから、日本の厚生労働省は総力を上げて迅速な認可に努力すべきだと思います。
ガンが制圧されれば寿命は更に延伸し、iPS細胞やサイバネティックス技術の進化でヒトはまさしく死ににくくなることでしょう。後者はどうなるかまだ判りませんが、ことがんに関することだけは、私が寿命を迎えるよりも先に実現してくれそうで、ありがたい話だと切に思います。
