かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

またお年寄りの運転で死亡事故発生。抜本的な対策が必須と思いますが、官僚機構にそれができるかどうか。

2016-11-13 22:03:00 | Weblog
 今日の最高気温は21.3℃と、久しぶりに20℃を超えました。この所ずっと18℃台が続いていただけに、印象としてはかなり暖かく、日なたでは、車の窓を開けてないと暑さを覚える程の陽気になりました。最低気温は7.8℃とこちらも数字はやや高めでしたが、体感としては十分に寒く、朝はそれで目が覚めました。昨夜寝る時は気温が10℃を超えていたせいかかなり暑く感じたのですが、念のため、と手元に予備の掛け布団を用意しておいて正解でした。
 そんな陽気のあふれる日曜日でしたが、残念ながら朝から夕方まで仕事で出かけていたため、布団も洗濯物も干すことができませんでした。明日からは雨模様の天気ですし、雨が上がれば多分また少し寒さが増してくるでしょうから、今日のこの陽気は実に貴重なものだったはずですが、残念ながらタイミングがよくなかった模様です。

 さて、東京都小金井市で、今朝の7時40分頃、82歳のおじいさんが運転する車に61歳の女性がはねられ、倒れたはずみに頭を強く打ち、亡くなられました。女性は横断歩道を渡っていた最中で、対向してきたおじいさんの車が左折する際に巻き込んだそうです。信号は車用、歩行者用双方とも青信号でした。
 またお年寄りの運転する車で死亡事故が発生してしまいました。事故現場の状況が判りませんからなんとも言えませんが、明るい朝のうちに、左折する際に前から進んでくる横断歩道の女性が見えなかったという状況が有り得るのか、どうも疑問が浮かびます。よそ見していたとかブレーキのつもりでアクセルを踏んでしまったとか、色々あったかもしれないのでしょうが、その辺りの状況は一切不明です。ただ、この手の事故は常に発生の危険をはらんでいるところがあり、先を急いで信号には極力捕まりたくないドライバー心理なのか、十分手前から黄色から赤信号に変わり、直交する側の信号が青になっているのにまだ交差点に突っ込んできて、無理やり通過したり左折したりする車を、最近特によく見かける気がします。このおじいさんが、信号が変わりそうだと思い込んで、ろくに減速もせずに交差点に進入したとしても不思議ではありません。この事故を防ぐには、最近増えてきているように感じる歩車分離式の信号にするのが一番確実な効果が期待できそうですが、たとえそうだとしても、80オーバーのお年寄りによる死亡事故がこうも連続して起こってしまうと、もっと根本的なところで安全対策を模索する必要があるように感じます。例えば、やっぱり飛行機のフライトレコーダー同様ドライブレコーダーの搭載を義務付け、車検時にチェックするなどして違反行為が見つかった場合は遡って罰則を適用するとか、ノルマ達成のための不毛な取り締まりではなく、事故防止の視点に真に立脚した交通取り締まり方法の模索と実行とかを考えてほしいものですが、特に田舎では、車に乗らないと生活がままならない、という事情も何とかしなければ、いつまでたっても高齢者は車の運転をやらざるを得ないという状況が続いてしまいます。でもまずはやりやすいところから一つ一つやっていくしかありません。その点、例えば警察の取り締まりの見直しなど、ちょっとした意識改革でできて効果も高そうなのですから、是非ともホンキで考えて欲しいです。

コメント
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