かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

いくら気に入らないからとただ暴れるばかりでは、トランプ氏よりひどいんじゃないでしょうか?

2016-11-10 20:42:24 | Weblog
 本日の最高気温は、12.8℃。朝の最低気温は3.4℃でした。昼間はほとんど日が差さず、3日連続で寒々とした日になりました。また、それなりに昨夜は暖かくして寝たつもりでしたが、途中で寒くて目が覚め、結局もう一枚布団を重ねることになるほど、寒い夜でもありました。そんあに寒かったせいなのか、鼻が詰まっていたらしく、自分のいびきの音で目が覚めたりしたせいもあって、それなりの時間寝た割りにはあまり疲れや眠気が取れない夜になってしまい、このままでは体力が弱って風邪をひいてしまいかねないと少しばかり焦りを覚えています。今夜は注意して寝ようと思いますが、今朝ほどの冷え込みは、明日朝は無いようなので、その点は少し安心です。

 さて、トランプ大統領誕生から一夜明けて、アメリカは何かと騒然としているようですね。反トランプデモ、なんてのが各地で頻発しているそうですが、全米を二分して戦われた大統領選挙の結果を受け入れられない「反トランプ」派の人たちというのは、どうもトランプ氏本人よりも随分歌劇で攻撃的な人たちのようです。
 それにしても、下馬評を覆したトランプ氏勝利ですが、色々ネットニュースなどを渉猟してますと、アメリカの中流ー下流階級の白人達の怨念が、それまでの上流で高尚なリベラルの夢の園を悪夢に変えてしまったというような感じに理解しました。男女や恋愛の形や階級や肌の色や何やかやでの差別のない、全ての人を懐深く受け入れる国、アメリカという夢の国の中で、逆に「差別主義者」のレッテルを貼られて虐げられることになった昔ながらの白人層の声を、結局トランプ氏しか拾い上げようとしなかった事がこの結末を招いたという事だそうです。ならばリベラルの方々は、そういった今や虐げられる、つまり差別される対象となってしまった中産以下白人を、その博愛精神でもって受け入れていればよかったのでしょうが、その努力を怠り嫌悪して差別攻撃をして排除しようとしていたのでしょうから、反撃を食らうのもまた致し方ないことかと思います。いわゆる揺り戻しというやつでしょう。これから更に揺り戻してリベラル的な流れが強まる機会もまたあるでしょうが、しばらくは大勢は反リベラルに動いていく事になるのでしょう。その逆風の時代に、高潔なる精神で自身の高邁なる理想を掲げ続けることができるかどうかが問われるのではないかと思います。リベラルの理想は、所詮は青臭い夢物語の書生論にすぎないのか、あるいは人類が到達すべき進化の正道なのか、トランプ氏の4年の大統領活動の間にその問いに答えるための試練を与えられたと思えば、何かと楽しめるのではないでしょうか? 


コメント
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