かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

わずか一滴の血液で初期発見の難しい種類の癌が見分けられるようになったそうな。

2018-10-18 20:28:33 | Weblog
 今朝の奈良市の最低気温は11.7℃、最高気温は24.2℃。五條市の最低気温は9.7℃、最高気温は23.1℃でした。今朝はかなり冷え込みましたね。あまりに寒いのでセーターを着て出勤しましたが、まだカッターシャツ一枚で歩き回っているヒトが居て驚きました。寒くないんでしょうか? もっとも、セーターが必要だったのは通勤の電車に乗るまでで、快晴の青空に眩しい太陽が即気温を上げてきましたから、あとは過ごしやすい気候になりました。朝は風が無く雲もほとんどありませんでしたから、放射冷却でも起きたのかもしれませんね。
 あとは昼間に少し薄雲が出た以外は、概ねよく晴れた一日でした。土日もこの調子だと嬉しいのですが。

 さて、東京にある国立がん研究センター他の研究チームが、自覚症状が乏しく、早期発見が難しい卵巣がんについて、わずか一滴の血液を検査することで、癌初期の1期は95.1%、2期以降は100%の精度で判別可能であることを証明し、国際科学誌「ネイチャー・コミュニケーションズ」に発表しました。研究チームは、細胞から血液中に分泌される「マイクロRNA」の変動パターンが癌の判別に使えることを突き止め、これまでに13種類の癌で95%以上の判別が可能という検査法を開発しています。この検査法を用いて、健常者や卵巣がん患者合わせて4000名以上のサンプルで判別テストをした結果、上記のような極めて高い確率で判別が可能だったというものです。癌は早期発見こそが何よりの治療法ですから、ごくごく簡単な方法で癌の有無を見分けられる方法の開発というのはまさに急務の研究になります。これまでにも様々な癌マーカーがあり、私も人間ドックの時には検査してもらっていますが、こうして使える手法が増え、精度が上がってくると、本当に近い内に癌は制圧され、怖い病気ではなくなる日が来るのではないかと思えてきます。癌が完全に克服されたらヒトは何歳まで生きられるようになるのか、不老不死とは言いませんが、相当な寿命延伸が期待できそうで、先々楽しみですね。

コメント
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