かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

京成線全面麻痺とは、台風の被害は思わぬところで後を引くものですね。

2018-10-05 22:36:28 | Weblog
 今朝の奈良市の最低気温は19.6℃、最高気温は26.9℃。五條市の最低気温は17.6℃、最高気温は27.7℃でした。今日はやたら蒸し暑い一日でした。まさか出張疲れで発熱でもしているのかと疑ってしまいましたが、頭が痛い訳でもなし、同僚の皆も暑いと言うのを聞いて、身体が熱いのではなく空気が熱いのだと判りました。まあだからといって救われもしませんが。明日も一日蒸し暑い曇り空だそうで、10月だと言うのに最高気温30℃が予報されています。朝鮮半島南部に向かった台風25号の影響でしょうが、いつまで台風に祟られるのやら。流石にもう打ち止めであって欲しいですが、10月末までは油断したら駄目な気がしてきました。

 さて、東京都心と成田空港などを結ぶ首都圏の私鉄の一つ、京成電鉄が、今朝7時50分頃から送電トラブルの影響で電車も駅舎も停電し、全線麻痺しました。夜中の23時前には相当程度回復した模様ですが、ほぼ丸一日動かなかったというのは、大都市圏の鉄道としては空前の出来事だったかと思います。
 原因は、台風の後遺症の模様です。台風の風や波で吹き上げられた塩分が鉄道の電線の碍子に付着、絶縁体であるはずの碍子が付着した塩で微妙に通電するようになり発熱、ついには発火するなどの被害が出ていたそうです。それを防ぐには、真水で塩を洗い流すか、破損してしまったものはいちいち新しいのに取り替えるかしなければならず、それらの作業に1日を要した模様です。
 それにしても、成田のような内陸と東京を結ぶ線路で塩による障害が発生しようとはなかなかに驚かされました。海岸線を走る電車など他にいくらでもあるのに今回京成電鉄のみそんな被害を出したというのもちょっと気になる不思議なところです。単に塩害など想定していなかったために、設備もメンテナンスも未熟だったのか、それとも今回の台風の風がたまたま京成線にのみ辛く当たる吹き方をしたのか、原因とかもそのうちわかったのなら報道して欲しいものですね。

コメント
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