今朝の奈良市の最低気温は14.8℃、最高気温は22.5℃、五條市の最低気温は13.3℃、最高気温は20.3℃でした。今朝はわずかに雨が残りそうな湿気の高い曇り空でしたが、昼までにはすっかり晴れて上天気になりました。それでも帰宅時には既に昨日より寒いな、と感じましたが、この快晴のまま風もなく朝を迎えたら、明日朝は確実に凍える寒さになることでしょう。帰りに空を見上げましたら、それを予測するかのように冴え冴えと満月が照り輝いていましたし。
さて、アメリカ航空宇宙局NASAが、金星への有人飛行を計画しているのだそうです。金星って気温は平均400℃とより太陽に近い水星よりも高く、硫酸の雨が降って地上の気圧は地球の海底900m相当の90気圧もあります。到底ヒトが着陸などできませんし、そんな星にわざわざ行く意味があるのか? ロボットで十分じゃなかろうか、と思いました。ところが今回の計画「ハイ・アルティチュード・ヴィーナス・オペレーション・コンセプト(HAVOC)」では、地上に降り立つのではなく、金星上空40−50キロで飛行船を浮かべてそこに滞在するのだそうです。この高度まで上がると気温は20−30℃、気圧は0.5気圧程度、その割に空気の密度はそれなりに高く、危険な宇宙線の影響も防ぐことができるのだそうです。ただ、硫酸の雲が漂っているようなところですから、その対策を施した外殻を持つ飛行船を用意するとのこと。そこに窒素と酸素を詰めると、金星の大気はずっと重いので、ちゃんと浮いていられるのだとか。これで30日は調査研究ができるベースを作ることができるとのことで、なるほどなあとは思いましたが、それでもやっぱり、金星に人が行く意味がもう一つよく判らないようにも感じます。
まあ宇宙探検である以上危険は当然ついて回るものではありますが、金星くんだりまで飛行船を持っていって、硫酸に晒されながら研究をするなんて言うのはかなり勇気がいります。一歩間違えて飛行船が浮力を失ったりしたらどうなるのかとか、映画ではないですが色々とトラブルがありそうで恐ろしいです。
まあそうは言っても、文字通り暑いヴェールに包まれた金星の謎がそれで少しでも明らかになるのなら素晴らしいことだと思います。それでもまずは耐熱・耐酸・耐圧のロボットを送り込んで地上の映像でも見せて欲しいと思いますし、金星の空に浮くにしても、ヒトはいらないんじゃないかな、と思ってしまいますね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_night.gif)
さて、アメリカ航空宇宙局NASAが、金星への有人飛行を計画しているのだそうです。金星って気温は平均400℃とより太陽に近い水星よりも高く、硫酸の雨が降って地上の気圧は地球の海底900m相当の90気圧もあります。到底ヒトが着陸などできませんし、そんな星にわざわざ行く意味があるのか? ロボットで十分じゃなかろうか、と思いました。ところが今回の計画「ハイ・アルティチュード・ヴィーナス・オペレーション・コンセプト(HAVOC)」では、地上に降り立つのではなく、金星上空40−50キロで飛行船を浮かべてそこに滞在するのだそうです。この高度まで上がると気温は20−30℃、気圧は0.5気圧程度、その割に空気の密度はそれなりに高く、危険な宇宙線の影響も防ぐことができるのだそうです。ただ、硫酸の雲が漂っているようなところですから、その対策を施した外殻を持つ飛行船を用意するとのこと。そこに窒素と酸素を詰めると、金星の大気はずっと重いので、ちゃんと浮いていられるのだとか。これで30日は調査研究ができるベースを作ることができるとのことで、なるほどなあとは思いましたが、それでもやっぱり、金星に人が行く意味がもう一つよく判らないようにも感じます。
まあ宇宙探検である以上危険は当然ついて回るものではありますが、金星くんだりまで飛行船を持っていって、硫酸に晒されながら研究をするなんて言うのはかなり勇気がいります。一歩間違えて飛行船が浮力を失ったりしたらどうなるのかとか、映画ではないですが色々とトラブルがありそうで恐ろしいです。
まあそうは言っても、文字通り暑いヴェールに包まれた金星の謎がそれで少しでも明らかになるのなら素晴らしいことだと思います。それでもまずは耐熱・耐酸・耐圧のロボットを送り込んで地上の映像でも見せて欲しいと思いますし、金星の空に浮くにしても、ヒトはいらないんじゃないかな、と思ってしまいますね。
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