かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

豚コレラにイノシシ用対策が始まりましたが、運任せなやり方は対策とは言えないのではないでしょうか?

2019-03-25 20:05:46 | Weblog
 今朝の奈良市の最低気温1.5℃、最高気温は14.6℃、五條市の最低気温はー1.4℃、最高気温は16.3℃でした。今朝も強い冷え込みでしたが、昼間はそこそこ気温が上がり、暖かくなりました。その分花粉も飛んだと思ったのですが、環境省のデータを見る限り、以外にその量はしれていました。ただ、今日は朝から軽いめまいがして午後にはそれが強くなるなど体の不調が現れていましたし、ここ最近の体調を鑑みると急におかしくなる要素も無く、花粉による全身のアレルギー症状を疑う方がわかりやすいです。3月は毎年ほぼ確実に体調を崩す月ですし、杉が終息した後のヒノキ花粉の方が、量は少なくとも身体への影響は大きいのかもしれません。いずれにせよしばらくは休む時間を増やして、無理しないように過ごすしかありません。

 さて、また新たに犠牲となる豚舎が出た岐阜県とその隣の愛知県の山中で、ようやく豚コレラ対策のための、イノシシ向けワクチン入り餌の散布が始まりました。散布と言っても地面にばらまいたりするわけではなく、数日かけて4万個の餌を、1万穴掘った中に数個ずつ入れて埋めていく、という中々気の遠くなるような作業です。イノシシが、餌を掘り返して食べるという性質を利用した給餌方法ですが、ワクチンの寿命が数日しか無いため、後でちゃんと掘り返して食べたかどうかを確認しに回らねばならないのだとか。そんな餌が多量にあるのなら、飼われている豚の方に施せば100%確実に豚コレラの被害を防げるというのに、何匹のイノシシが居るのかも判らず、本当に食べてくれるかどうかも判らず、ワカラナイづくしの対策は、なんとも迂遠で本当に効果があるのか疑いたくなるような内容です。これで豚コレラ禍を終息できたら奇跡としか言いようがない気がしますが、これは決断できずにズルズルいって終いに全てが破局する、我が国の駄目なときのいつものパターンだなと思わずにはいられません。ただでさえTPPや何やで安い海外産豚肉が黒船のごとく押し寄せてこようという今、一刻も早く事態を収拾するのが最も肝要なことでしょうに、何とも残念な事になりそうな気が致します。
 まあ心情としては成功を祈りたいところもあるのですが、考えれば考えるほど素人目にも怪しい効果しか期待できそうもありません。とりあえずは様子見ですが、本当にどうしようもなく致命的な事になる前に、決断すべきだと思います。




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