かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

ヒトからヒトへ伝染るのか伝染らないのか。中国の新型肺炎は不気味です。

2020-01-15 20:22:01 | Weblog
 今朝の奈良市の最低気温は4.1℃、昼の最高気温は8.5℃、五條市の今朝の最低気温は3.6℃、昼の最高気温は6.6℃でした。今日は朝はよく晴れていたように見えたのですが、どうもそれは一時的な見かけだけで、ほぼ終日雲が空を覆い、ほとんど日差しがありませんでした。夜にはしぶくような雨も見られ、肌寒い一日でした。天気予報によれば明日、明後日も似たような天気に終始するようで、本格的に日差しが戻るのは土曜日になりそうです。

 さて、中国で発生した新型コロナウイルスによる肺炎の発症は、ついに死者を出し、周辺国へも飛び火しているような報道もありました。ただその感染の広がりは、中国当局の話を信じる限りかなり限定的で、ヒトーヒト感染はしないか、してもかなりうつりにくいウイルスのように見えます。ただ、発生地の湖北省武漢市の当局は、限定的ながらヒトーヒト感染の可能性は排除できないとの味方を発表しました。その発表で、やはりヒトーヒト感染のリスクはやや低いこと、うつるかどうか、まだ明確な証拠も発見されていないことが挙げられ、詳細について更に医学的な調査が進められるとのことでした。
 これまでのところ、発症者の多くは武漢市内の海鮮市場の関係者であり、市当局では市場の営業を停止して消毒措置などを進めていますが、発表によると発症した夫婦2人のうち、夫はその市場の従業員でしたが、後から発症した妻の方は市場には行っていないとのこと。つまり夫からうつった可能性が示唆されているわけで、ヒトーヒト感染の可能性を否定しきれないようです。
 今月下旬から中国は、旧正月の大型連休が始まり、1月10日から2月18日までが春節特別輸送期間とされ、延べで約30億人もの人間が、鉄道や航空機などで移動すると見込まれるそうです。2003年の時も、重SARSが全国に広がったのは春節の帰省ラッシュの影響だったとされており、もし今回の新型肺炎がヒトーヒト感染するのであれば、警戒せざるを得ないのは当然ではあります。なにせ変異の激しいウイルスのことですから、いつ何時ヒトーヒト感染能力を向上させるかもしれませんし、なんとか中国当局には、破局的な状況になる前に封じ込めて沈静化させて欲しいと願うばかりです。

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