かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

ルーブル美術館が労働争議で休館? およそ日本ではありえない話に驚きました。

2020-01-18 20:07:31 | Weblog
 今朝の奈良市の最低気温は3.6℃、昼の最高気温は10.3℃、五條市の今朝の最低気温は1.5℃、昼の最高気温は8.8℃でした。昨日よりは晴れ間が増えましたが、昼間もあまり温かいという感じではありませんでした。もっとも、昨夜はうまく寝付く事ができず、今朝は今朝で少し早い目覚めだったので、休みなのに寝不足気味でしたから、そのせいで気温以上に寒気を覚えていた感じもありますが、明日は少しは暖かく感じられるでしょうか。
 
 さて、年間960万人の世界で最も多くのお客を迎える美術館、フランス・パリのルーブル美術館が、職員らの加入している労働組合が行ったストライキにより休館し、観光客らが美術品を見学できなくなる事態がありました。
 フランスでは、昨年の12月5日から、交通機関などで大規模なストライキが続いているそうで、今回の美術館のストライキもその一環の出来事のようです。ルーブル美術館の労働組合は、「政府が話を聞かないから、美術館を封鎖するしかない」と語っているのに対して、美術館側は組合と交渉して早期に開館したいとしていますが、年金改革を進めたい政府とそれに反対する労働者という大きな構図がある中では、そう簡単に妥結に至るとも思えないですね。
 しかし、公共交通機関や工場などでストライキが行われるのは、日本でも一頃は風物詩の如くよく聞いた話ですが、美術館のストライキというのは寡聞にして聞いたことがありません。美術館でさえ権利のために闘争を辞さないあたり、さすが革命の国フランスといったところですね。

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