かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

中国の謎の肺炎は新型コロナウイルスと判明、SARSほど怖くなさそう、という中国当局の発表を信じるか否か

2020-01-10 21:13:53 | Weblog
 今朝の奈良市の最低気温は4℃、昼の最高気温は11.6℃、五條市の今朝の最低気温は5.1℃、昼の最高気温は10.2℃でした。昨日並に雲の多い空でしたが気温は昨日からさらに少し下がってきました。それでも厳寒期の1月中旬とは思えない陽気ですが、ずっと暖かだったので、少し下がると結構寒い感じはします。

 さて、中国で発生していた原因不明の肺炎について、中国当局は新型のコロナウイルスによるものと発表しました。患者患者57人中15人から検出、既にゲノム配列も確認し、電子顕微鏡でサンプルを観察して典型的なコロナウイルスの形状であることも確認したそうです。一方で、かつてSARSやMARSといった重症化して命も危険にさらされる恐ろしいコロナウイルスと違うタイプであり、患者は高熱を発してしばしば呼吸困難にもなった模様ですが、患者59名中死亡例は1つもなく、ヒトーヒト感染もないとのことで、そこまでの危ない病原性は無さそうだとされています。まあウイルスのことですから変異して危険性が増したりすることも無いことはないと思われますので油断は禁物でしょうが、中国当局の言うことを信じるならば、当面はあまり過敏に反応する必要はなさそうです。
 といいつつ、WHOは更に調査が必要と慎重な姿勢を崩していませんので、あまり甘く見るのも禁物なようです。それにしても色々と厄介な病気が次から次へと湧いてくるものです。しかし何故中国発が多いんでしょうね?人が多かったりするのが影響しているのならば、インドなどでも大量に発生していてもおかしくなさそうに感じるのですが、あまりインド発の伝染病が世界の脅威になっている、というような話は寡聞にして聞いたことがありません。単なる偶然か、ニュースが伝えられていないだけか、はたまた何か重要な違いがあるのか、一度専門の方に聞いてみたいものです。

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