かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

86歳の御老体が町長9選で全国最年長首長に。この方が引退したら後継って出てくるんでしょうか?

2020-01-14 19:57:17 | Weblog
 今朝の奈良市の最低気温は1.7℃、昼の最高気温は10.3℃、五條市の今朝の最低気温は−1.9℃、昼の最高気温は10.4℃でした。今日は昼ごろまで日差しがあって晴れたり曇ったり、という空模様でしたが、午後からは雲が広がり、日が落ちてから雨が降ってきました。このまま明日の朝方まで雨、明け方ころは雪かも? という予報ですが、気温はやや高めですし流石に白いものがちらつくことは無いでしょう。明日は雨が上がった後も回復までは少し掛かりそう、というかどうも週末まで曇りか雨の空模様になるみたいです。なぜか南の海上に梅雨みたいな停滞前線が生じているみたいですが、1月の天気図ではひょっとして珍しいことではないのでしょうか?

 さて、新潟県の佐渡ヶ島の向かいやや西側にある出雲崎町で、任期満了に伴う町長選が告示されましたが、現職で9選を目指す小林則幸氏86歳の他に立候補の届け出がなく、小林氏が無投票で当選しました。小林町長は全国の地方自治体で最高齢の現職首長になります。既に過去5回無投票当選していますが、これで6回目ということですね。町の住民の一部のヒトが、無投票当選を阻止しようと候補の擁立を図っていたそうですが、結局誰も出ず、小林町長の誕生となった模様です。そんなに阻止したかったなら自分で出ればよかったのに、と少し思ってしまいました。しかし人口4000人ちょっとの小さな町でも、親町長派と反町長派とか派閥があるようなのが面白いですね。
 それにしても、この小林町長さん、写真で見る限り86歳とは思えない若々しさを感じる風貌のように見えました。まあ私の亡父も無くなる直前までは85才とは思えない元気さでしたが、この世代の御老体はよほど致命的な病気でもしない限り、結構元気で丈夫なのでしょう。
 しかし、無投票で9選ですか。よほど優れた指導者ということなら良いのですが、初当選の1988年頃は6500人位居た人口が、この方が町長の間ずっと減り続けています。まあその前からずっと減り続けているので、それ自体はこの町長の政治手腕不足、ということではないのでしょうが、本当に引退されるときには果たして町民が何人になっていることか、またその時後継を担うヒトが出てくるのかどうか。そろそろ全国の過疎自治体は、首長のなり手が居なくなる可能性を懸念したほうが良いかもしれません。もっとも、どんな椅子でもトップなら気持ちよく座れるというような人種も一定数いらっしゃるのかもしれませんが。

コメント
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