かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

新型コロナワクチンでのアナフィラキシー症例が増えていますが、医療専門家が体を張って安全性評価試験をしているようにも思えてきます。

2021-03-12 20:17:22 | Weblog
 今朝の奈良市アメダスの最低気温は6.7℃、昼の最高気温は17.8℃、五條市アメダスの最低気温は3.2℃、最高気温は15.3℃でした。今日は午前中は厚い雲が空を覆いましたがまだ雨は降らず、午後しばらく立ってから、ふと気がつくと窓の外で地面が濡れていました。音もなく静かな雨がゆっくりと周囲を湿らせていったような感じです。もちろん日差しは一切ありませんでしたが、それでも昨日と同じくらいまで気温は上がりました。でも体感温度は低めです。やはり日差しがあるのと無いのとでは大分気持ち的にも感じる暖かさが変わるみたいです。
 
 さて、新型コロナワクチンによるアナフィラキシー症状の発症例が、更に増えてきているとのことです。現時点で、18万1184人の医療従事者にワクチンが接種され、男性2人女性35人の計37人が発症したとのことでした。発症率0.02%。これを多いとみるか少ないとみるか、性格とか立場とか知識とかで判断は違ってきそうですが、今のところはまだ接種するか否かの判断をするには情報が足りなすぎると言うよりありません。ただ、男性の症例も出てきたとは言え、その数は極めて少なく、発症は圧倒的に女性に偏っています。この数字が、女性の方にアナフィラキシーショックが起きやすい何らかの要因があるのか、女性の方が体調の変化に敏感で少しの違和感でもワクチンのせいと考えてしまうというような多分に心因的な要因でもあるのか、なんとも判断がつかないのも悩ましいところです。幸いなことにまだ死んだり集中治療室に担ぎ込まれたり、後遺症が残ったりするような重篤な状況は生じていませんが、海外ではワクチンによる死亡例もあるようですし、あまり楽観視もできなさそうではあります。
 それよりも問題は、やっぱりまだ現状が接種1回目であることで、後ほど時間を置いて行われる接種2回目においては、更に多くの症状が現れたり、より重症化する例も出てくるかもしれません。ハチ毒の例にもあるように、普通に考えるとアレルギー反応は2回目のほうがより強く激しく出る可能性がありえますから、重々注意を払って2回めを迎えるよりありません。医療従事者への優先的な接種実施と言えば聞こえはいいですが、数十万人規模で行う壮大な安全性評価試験と考えると、なかなかに非人道的な作業なのかもしれない、とも思えてきます。

コメント
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