今朝の奈良市アメダスの最低気温は0.9℃、昼の最高気温は16.6℃、五條市アメダスの最低気温はー1.4℃、最高気温は16.5℃でした。今日は朝から昼過ぎまでよく晴れましたが、その後雲が出てきて15時頃にはすっかり曇り空になりました。ただ、朝の冷え込みこそ厳しいものがありましたが、十分な日差しを受けて空気は温まり、春めいた陽気となりました。明日は日中雨の空模様で、朝はそれほど冷えないものの昼間の気温はあまり上がらないようです。といって真冬の寒さはもうありませんから、室内ならそれほど凍えるということもないかと思います。
さて、 ツイッターで戦隊モノに女性の隊長がいない、といういわゆるフェミさんの投稿があり、それに対して、幾つか実際に女性隊長の事例を挙げたり、逆にプリキュアには男性主人公はほぼいない、というような反論をしている投稿が溢れているのを見かけました。まあ私もその最初の投稿を見た時には、同じようにタイムレンジャーやシンケンジャーがあるじゃないか、と反射的に思ったのですが、あの人達は、そもそも男児向け、女児向けと番組が色分けされていることに噛みつきたいのであって、その意見の発露として、衝動的・短絡的に戦隊モノ云々、という発言をしたのでしょう。その発言の安易さや稚拙さは、ツイッターの罠に嵌まっただけでしょうからスルーするとして、そもそも彼らが文句をいうべきところはちょっと違うんじゃないでしょうか。
なんとなればそれらの番組を流しているテレビ局は、視聴率を稼ぎスポンサーにお金を出してもらう経済活動として番組を作っているのであって、スポンサーもその番組を通じておもちゃを買ってもらったりするのが目的で、別に男性性、女性性を固定せんと頑張る頑迷な守旧派というわけではありません。ジェンダーフリー向けのおもちゃや番組の方が売れたり受けたりするのであれば、あっさり戦隊モノもライダーもプリキュアもそれ向けに内容を差し替えて放送するでしょう。テレビ局に、率先してジェンダーフリーな番組を作って流せ、と強要しても、世間がそれを好んで視聴する状況が生まれない限り、単にその番組の視聴率が低迷して打ち切られるだけですから、土台無理な話です。唯一可能性があるのが視聴率に左右されない経営を実現している(はずの)天下のNHKですから、彼らが文句を言わねばならない標的はニチアサではなく、そういった番組を制作して流そうとしていないNHKであるべきでしょう。
それにしても、半世紀ほどアニメや特撮をリアルタイムでずっと観てきましたが、アニメなどの男性性、女性性というのも随分変化してきていると思います。例えば、兜甲児とアムロ・レイと碇シンジを並べたら、彼らが体現する性らしさや役割は随分違いますし、今、仮に兜甲児系の主人公で新番組が出来たとして、それが私のような懐古趣味の年寄り以外に受けいれられるかどうかは怪しいものだと思います。こうして世の中徐々にでも変わってきているのですから、ツイッターなどで愚痴を垂れる暇があったら、その流れを助長し自分たちの望む方向へうまく誘導するような活動を心がけたほうがよほど建設的でしょう。例えば、ジェンダーフリーに則った物語を創作して発表されるとか。実際麗夢の同人活動を息長く続けた結果として、関係者と知り合って意見交換し、DVDやCDドラマなど、未だ復活の芽が無きにしもあらず、という幸せな夢を見続けることに成功している同志の一人としては、自分だけの正義を振りかざして所構わず殴りかかるよりも、よほど効果的に自分の思う理想の世界に近づけるんじゃないかと私は思います。
無いなら作ればいいんですよ。自分の手で望む世界の物語を。それが少しずつ世間に受け入れられていけば、理想郷がその先に開けるというものです。
さて、 ツイッターで戦隊モノに女性の隊長がいない、といういわゆるフェミさんの投稿があり、それに対して、幾つか実際に女性隊長の事例を挙げたり、逆にプリキュアには男性主人公はほぼいない、というような反論をしている投稿が溢れているのを見かけました。まあ私もその最初の投稿を見た時には、同じようにタイムレンジャーやシンケンジャーがあるじゃないか、と反射的に思ったのですが、あの人達は、そもそも男児向け、女児向けと番組が色分けされていることに噛みつきたいのであって、その意見の発露として、衝動的・短絡的に戦隊モノ云々、という発言をしたのでしょう。その発言の安易さや稚拙さは、ツイッターの罠に嵌まっただけでしょうからスルーするとして、そもそも彼らが文句をいうべきところはちょっと違うんじゃないでしょうか。
なんとなればそれらの番組を流しているテレビ局は、視聴率を稼ぎスポンサーにお金を出してもらう経済活動として番組を作っているのであって、スポンサーもその番組を通じておもちゃを買ってもらったりするのが目的で、別に男性性、女性性を固定せんと頑張る頑迷な守旧派というわけではありません。ジェンダーフリー向けのおもちゃや番組の方が売れたり受けたりするのであれば、あっさり戦隊モノもライダーもプリキュアもそれ向けに内容を差し替えて放送するでしょう。テレビ局に、率先してジェンダーフリーな番組を作って流せ、と強要しても、世間がそれを好んで視聴する状況が生まれない限り、単にその番組の視聴率が低迷して打ち切られるだけですから、土台無理な話です。唯一可能性があるのが視聴率に左右されない経営を実現している(はずの)天下のNHKですから、彼らが文句を言わねばならない標的はニチアサではなく、そういった番組を制作して流そうとしていないNHKであるべきでしょう。
それにしても、半世紀ほどアニメや特撮をリアルタイムでずっと観てきましたが、アニメなどの男性性、女性性というのも随分変化してきていると思います。例えば、兜甲児とアムロ・レイと碇シンジを並べたら、彼らが体現する性らしさや役割は随分違いますし、今、仮に兜甲児系の主人公で新番組が出来たとして、それが私のような懐古趣味の年寄り以外に受けいれられるかどうかは怪しいものだと思います。こうして世の中徐々にでも変わってきているのですから、ツイッターなどで愚痴を垂れる暇があったら、その流れを助長し自分たちの望む方向へうまく誘導するような活動を心がけたほうがよほど建設的でしょう。例えば、ジェンダーフリーに則った物語を創作して発表されるとか。実際麗夢の同人活動を息長く続けた結果として、関係者と知り合って意見交換し、DVDやCDドラマなど、未だ復活の芽が無きにしもあらず、という幸せな夢を見続けることに成功している同志の一人としては、自分だけの正義を振りかざして所構わず殴りかかるよりも、よほど効果的に自分の思う理想の世界に近づけるんじゃないかと私は思います。
無いなら作ればいいんですよ。自分の手で望む世界の物語を。それが少しずつ世間に受け入れられていけば、理想郷がその先に開けるというものです。