東京五輪海外無観客が決定。いっそ大半の競技も各選手テレワークでやって仮想上で合成して観せたらどうでしょう？

　今朝の奈良市アメダスの最低気温は１３．６℃、昼の最高気温は１８℃、五條市アメダスの最低気温は１２．３℃、最高気温は１８．４℃でした。今日は未明からずっと雨が降ったり止んだりで、夕方から少し強めに降り始めました。１日降るという予報でしたが、丸１日降り続いて一向に止む気配がないというのには少し驚かされます。まあこのしつこい雨も今夜中には止みそうで、明日はゆっくり天候が回復する見込ですが、気温は少し冷えてくるみたいです。一昨日くらいから桜が急に咲き出して３分咲きくらいにはなってきていましたから、このまま行くと４月を待たず満開になって散り始めるんじゃないか、と思っていましたが、一時的にでも冷えてくるようなら、もうしばらく持ちそうです。

　さて、首都圏１都三県の緊急事態宣言が今日ようやく解除されましたが、この夏の東京五輪は海外からの観客は入れないで開催することに決定したそうです。海外からの観光客などの需要を見込んで色々準備してきたのにほぼ全てが無駄になるという、恐らく五輪の商業化始まって以来の大損害、大赤字の大会になることが確定したと言っても過言ではないような気がします。もっとも、このまま選手も来日して開催にこぎつけられたら、ですが。まずは緊急事態宣言こそ解除したものの、ダラダラと続く新規感染者の発生と徐々に進むワクチン接種の状況を鑑み、ギリギリまで、やるかやらないか悩んだらいいんじゃないかと私は思います。かつてないウイルス感染の世界的大流行という中で、五輪の運営や判断をどうしたのか、きっちり記録を取っておけば、今後似たような事態に遭遇したときにはもう少し早く効果的な方策を判断できるようになるでしょう。今回は、この経験を蓄積するための壮大な社会実験だったと思えば、多少の赤字もある程度は許容できるでしょう。でもこれである程度の成功が収められるのなら、もはやどこか一カ国の会場に観客を集めて生でやる必要性は全く無いかもしれませんね。格闘系など試合をしなければならないものを除いて、１００ｍ走とかの競争系とか体操などの演技系のものは、それぞれの地元で会場を準備してネットでつなぎ、VR上で擬似的に競うよう演出して、視聴者に観せるというような形でいいんじゃないかと思います。