かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

少子高齢化で日本消滅、高齢者は社会に閉塞感を生む、等いちいち尤もですが、容易に解決つかないのもまた確かなことで

2022-05-08 20:44:23 | Weblog
 奈良市の今朝の最低気温は13.9℃、昼の最高気温は22.5℃、五條市の今朝の最低気温は12.4℃、昼の最高気温は22.7℃でした。穏やかな五月晴れの日曜日の今日、GW最終日でもありましたが、我が亡父の月命日の法要のため朝から実家の枚方市まで行ってきました。ドライブ日和のいい天気でしたが、紫外線が強いのか運転中に差し込んでくる日差しが思いの外強く感じられ、なるべく避けるようにはしていましたが、ハンドルを握る手など随分日焼けしてしまったんじゃないかと懸念されます。なにせ特に年をとってから紫外線にはやたら弱くなり、日焼けがある種の皮膚アレルギーを誘発して結構面倒なことになるので、夏などは白のドライブ用手袋をして運転するのですが、今日はうっかりその装備を忘れ、素手で運転してしまったからです。なるべく異常が生じないことを祈りたいですが、数日様子を見て場合によっては抗ヒスタミン剤入の軟膏などを使って治療に励まなければならないかも知れません。

 さて、ツイッター買収とか何かと話題のアメリカの大富豪イーロン・マスク氏が、今度は我が国の出生率低下についてツイッターに発信した共同通信の記事に対してコメントし、このままでは日本はいずれ消滅するだろう、それは世界にとって大きな損失になると述べられたと、ネットニュースにでていました。日本の現状は少子高齢化が一段と進み、65歳以上が28.9%と過去最大になる一方で14歳以下の子供は11.8%と過去最低を記録、死者数114万人、出生数83万人と大きく死者が上回り、都合を60万9千人の自然減となったとニュースには出ています。? 死者数マイナス出生数は31万人なのに、残り30万人はなんで減った? と目が点になったのですが、それはともかくとしても高齢化が更に進んでいることや出生率が低く子供の数が減っていることは間違いない話で、その対策を国を挙げてやらねばとの共通認識で各種政策が打たれてきたはずなのですが一向に効果が認められない、という現状を本気で何とかしないと、マスク氏の言う通り日本は消滅するしかありません。
 一方でマスク氏は、「年長者が多いと、社会に閉塞感を生む。なぜなら彼らの大半が考え方を変えないというのが真実だからだ」と長寿を追求することに疑問を呈しました。これも倫理等を度外視すれば至極当たり前の話で、まさに今日本が行き詰まりを見せているのはこのためなのだろうなと思われます。かつて長寿が尊ばれたのはそれが稀であったためで、今や誰しも80,90.100と年令を重ねることができる現代日本においては、悲しいことながらもはや長寿はあまり喜ばしいことではないのかも知れません。とはいえお年寄りに早くくたばってくれ、などとは言えませんし、いずれ自分の番も遠からず来ると思えば、早めに亡くなるという選択肢は個人としてはできるだけ願い下げにしたいとも思います。これはもう世代間の戦争でしか解決策は無いのか、老若男女全てが益となるような夢の方策は無いのか、悩みが深まるばかりです。

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