やっと新型コロナが落ち着いてきたかも？ と思ったらサル痘とか小児肝炎とか。不謹慎ではありますが、まるで連載引き延ばし末期みたいに感じました。

　奈良市の今朝の最低気温は１５．２℃、昼の最高気温は２８℃、五條市の今朝の最低気温は１２．９℃、昼の最高気温は２７．１℃でした。今日は機能とは打って変わって朝から好天気に恵まれ、気温が随分と上がりました。この天気は水曜日まで続くと予報が出ており、初夏らしい気温の割には過ごしやすい日を迎えられそうです。
　機能不全を起こしていた胃は、今朝、薬を前のものに変えてみたらあっさり改善しました。どうやら私の胃は常に胃酸過多状態なのか、心臓のためにアスピリンを飲む以上、プロトンポンプ阻害薬でないと胃の健康を維持できないようです。まあ医者の指示を無下にして勝手にやってしまっているので、今週のうちには服薬指示を出し直してもらうためにかかりつけ医に相談に行くつもりです。明日夕方でも行けたらいいのですが。

　さて、戸外でのマスクをはずそう、という声が上がったりと新型コロナが一段落つこうとしているような雰囲気がある中、また別の不気味な病気の報告が相次いでいるようです。欧州ではアフリカ発の「サル痘」なる天然痘に似た厄介な病気があちこちで散見されているのだとか。今の所天然痘ほど恐ろしい病気というわけでも無さそうですが、治療法が無いことやヒトーヒト感染があるらしいことから、世界保健機構でも状況を注視しているようです。
　我が国では、従来の肝炎ウイルスとは違う原因で子供に発症している急性の小児肝炎が広がりを見せているのだとか。原因は風邪のウイルスとして知られているアデノウイルスが疑われており、WHOによると世界では３１の国・地域で６２１人の症例報告があって、重症だと肝移植が必要な場合もあり、１４人が死亡しているそうです。特に英国では患者の７割からアデノウイルスが検出されているとかで、何らかの関与が疑われているとのこと。
　一方我が国では２４人の症例報告がありますが、このうちアデノウイルスが検出されたのは２人で、少し欧米諸国等とは状況が異なるようです。ただ専門家はアデノウイルスの関与は疑いないとして、ただそれだけでは説明できないとしています。一説によると衛生状態が良くなりすぎてウイルスに被曝する機会が減った結果、ウイルスに対する抵抗力が堕ちているのが原因ではないかとの話もあるようです。
　
　一つ片付こうとするとまた次々と厄介なものが現れるとは、数や危険度は低いとは言え油断ならない時代が続くようです。