かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

幼児がブリの照り焼きでヒスタミン中毒というニュースでヒスタミン中毒って何? となりましたが、割と昔から身近な現象だったようです。

2022-09-12 19:59:50 | Weblog
 奈良市の今朝の最低気温は22.9℃、昼の最高気温は33.6℃、五條市の今朝の最低気温は20.1℃、昼の最高気温は33.2℃でした。今日も朝からよく晴れて、気温もしっかり上がりました。ただ、うちの職場の頭上はちょうど関空か伊丹かに出入りする航空機の通過点になっているようで、毎日たくさんの航空機が頭上はるかを通過していくのですが、その飛行機雲が今日はいくつも空に生まれ、雲間に白い筋を描いていました。それだけ上空には水気に溢れ風が弱いようで、その分地上も燦々と降り注ぐ陽光に蒸し暑さを覚える、むせ返る夏に逆戻りしたような天気でした。明日も同じような天気で気温も上がってくるようです。夏バテがぶり返さないよう気をつけて過ごす必要がありそうです。

 さて、去る9月7日、長野県上田市の保育園で、お昼の給食で出たブリの照焼を食べた園児5人がヒスタミンによる食中毒にかかり、県が保育園での給食の提供を2日間停止するよう命じました。園児達は快復しているとのことです。
 ヒスタミン食中毒とは聞き慣れない言葉でしたが、魚介類を細菌が繁殖するほどの高温下に放置した場合、繁殖した細菌がヒスタミンを急激に生み出すことがあるそうです。腐敗が始まって臭い出すまでに起こる現象なため一見大丈夫そうに見えるのが曲者で、できたヒスタミンは焼いた程度では分解しない位高熱にも強く、患った場合は、死に至った例はないものの、食べて1時間以内に顔面紅潮、発疹、頭痛、吐き気、嘔吐、下痢、腹痛などを生じ、重症だと呼吸困難や意識不明になることもあるそうです。この幼児たちはそういう意味ではまだしも軽い症状で良かったと言えるのかも知れません。
 しかし、症状を見るとほとんど食事アレルギーですね。父は昔から青魚で蕁麻疹が出るので苦手としていましたが、それもこのヒスタミンのせいらしいです。当たり前な話ですが、魚は新鮮なうちに衛生的に扱って手早く調理しないといけない、ということですね。

コメント
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