かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

中国の宇宙ステーション「天宮」が完成したとのことです。

2022-11-03 20:49:11 | Weblog
 奈良市の今朝の最低気温は10.1℃、昼の最高気温は22.8℃、五條市の今朝の最低気温8.8℃、昼の最高気温は23.5℃でした。今日は朝からよく晴れて気温も上がりました。少し厚めの服装だと日中日向に出ていると汗ばんでくるほどで、ポカポカ陽気の良い天気だったと思います。明日も同じような天気が予報されていますが、明後日からは数度気温が低めとなり、天気は良くても肌寒く感じられるようになりそうです。これから気温が上がり下がりして少しずつ冬に向かうわけですが、その変化にやられないよう体調管理には気をつけないとと思います。

 さて、中国独自の宇宙ステーション「天宮」で、最後の実験棟モジュールのドッキングに成功し、完成したことが報道されました。現在運用中の国際宇宙ステーションに比べると、長さ半分、体積10分の1、定員半分以下とかなり小ぶりですが、国際宇宙ステーションはアメリカや日本など多くの国の参加で作られたものであるのに対し、こちらは中国単独での建造・運用ですから、中国が誇らしげに語るのもむべなるかなという感じはします。まあ規模感は1970年代にアメリカが月ロケットサターンVの船体を利用して作った宇宙ステーション「スカイラブ」とほぼ同じくらいのようで、宇宙技術としては少なくとも1970年代のアメリカには追いついたと言えそうですし、当然搭載されている機器類や設備、搭乗員の食事内容などは半世紀分の進化が見られるはずですから、その分スカイラブよりは優れているところもあるのでしょう。
 まあそれにしても中国の宇宙開発関係の言葉使いはなんというか、実にかっこいい感じがして好ましいです。日本の「はやぶさ」や「こうのとり」ももちろん悪くはないのですが、中二心をくすぐる響きは中国のほうが断然優れているように感じられます。この上は、名前負けしないよう大いに宇宙開発に邁進して欲しいものです。
 ただ、日本を凌ぐ勢いで進むとも聞く少子高齢化や地方経済の貧困さ、過剰な人口などを観ると、果たして中国がこの勢いを保ち続けることができるのかどうか疑問もあります。いずれソ連のように高転びに転けるのか、はたまた見事諸問題を解決して世界のリーダーたる一大強国へとのし上がるのか、ここ10−20年位の間に中国は大きな岐路に立ちそうな気がして目が離せそうにありません。
 とはいえ、なにより我が国のほうが色々どうにもならずに詰んでいる感じもありますので、まずはよその話よりもそちらに全集中すべきであろうとは思います。

コメント
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