奈良市の今朝の最低気温は1.9℃、昼の最高気温は6.8℃、五條市の今朝の最低気温は0.7℃、昼の最高気温は6.8℃でした。今日は朝から曇り空で午後遅くにようやく青空が見えて日差しがあったものの、それも長くは続かず、気温はさほど上がらずじまいに終わりました。日中でも外に出るとヒヤッとした空気が肌を刺すようで、これまでの暖かい気候に慣れてしまった身体には、この程度の甘々な冷気でもかなり厳しく感じてしまうようです。明日日中は更に気温が下がり、一日震えるような日になりそうです。とにかく温かくして、できるだけ外には出ないようにするのが吉でしょうね。
さて、昨夏の8月中旬にネットオークションで入手したデジタル一眼レフカメラ ペンタックスK−7、使えば使うほど手に馴染んでなかなかに悪くないと感じてきています。新機種ももちろん気にはなりますが、今のところは先立つものも乏しいですし、もうしばらくはこれでいいかな、と思っているところです。ただ、何分それなりに古いカメラではありますので、そう遠くないうちに不具合が出てくる可能性も無きにしもあらずというわけで、随分以前から、故障する時を想定して、部品取りや分解の練習用に動作不良なジャンクのK−7を一台入手できないか、とネットオークション等観ているのですが、なかなか思うようには行きません。現在私が使っているのも内蔵ストロボが点かない半分くらいジャンク扱いなためか8千円少々で落札できたのもあって、それを超えるような値段のものはちょっと手を出したくないような、少々面倒くさいことを考えながら出物が現れるのを待ち続けている状態です。このまま新機種購入の資金繰りがつくまで待つことになるのか、ある日突然機会が巡ってくるのか、あるいはいま手にしているのが動かなくなって決断を迫られるのか、しばらくは予断を許さない状況が続きそうです。
とはいえ、決断を迫られたときに思い切って新機種を新品で購入するのか、はたまた再び中古で一旦は凌ぐのかといったことも検討しておかねばなりません。ところが昔のフィルム時代ならともかく、デジカメ化以降のペンタックスのカメラなどほとんど知りませんし、一応一通りみとこうかと公式サイトで一台づつスペックを確認していましたら、KPという5,6年前に出た機体のISO値を観て目を剥きました。819200? 桁を見間違えたのかな?と見直してみましたが間違いありませんでした。現行最も高価で性能も高いだろうK−1で204800、最新機種KFで102400と、これらも私にとっては未曾有の超々高感度ですが、その更に数倍の感度なんて、一体いつどこで使うのかと想像がつかない数値です。まあレビュー記事で最大感度の写真を見たら、これはこれで撮影効果としてみたら面白い場合もあるかも?くらいノイズだらけでちょっと観られたものではなかったりしたのですが、それでも写真になるという事自体に驚きました。K−7は一応3200、拡張して6400ですが、ノイズを考えると400か800までとフィルム時代とさして変わらないレベルで日常使いしています。これが12800くらいまでノイズ少なめで撮れたらドレだけ撮れる物が増えるかと、いわばそれだけがK−7に感じ始めている不満なのですが、もし将来ISO80万までノイズレスで撮れるようになる未来があるのなら、是非観てみたいと思いました次第です。