かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

春の統一地方選挙で奈良県では自民党と立憲民主党が呉越同舟で同じ知事候補を推薦、維新候補への対抗を模索するようです。

2023-02-25 22:40:53 | Weblog

 奈良市の今朝の最低気温は0.9℃、昼の最高気温は8.3℃、五條市の今朝の最低気温は1.1℃、昼の最高気温は6.9℃でした。今日は朝から良い天気に恵まれましたが、最大瞬間風速で10mを超える強い風が北から凍える空気を送り込んできて、日差しがあるのに寒々しいという、ある意味冬らしい一日になりました。気温は朝から更に下がって、22時過ぎに暫定的な今日の最低気温を記録して五條市など氷点下2℃を下回っていますが、明日も同じような天気になる模様で、空模様の割には寒い1日になりそうです。

 さて、3月23日告示、4月9日投票の奈良県知事選挙について、立憲民主党は現職荒井正吾知事の推薦依頼を断り、自民県連の推す平木省氏を支持すると、県連代表の馬渕澄夫氏が発表されました。前回までは荒井氏を支持していたはずですが、今回は多選批判を避けたかったようです。これで荒井氏が立候補を取り下げない限り、奈良県のオール与党側は分裂、強敵日本維新の会擁立の山下真氏を迎え撃つことになります。しかしさすがは関西というべきでしょうか。維新許すまじと自民党と立憲民主党が呉越同舟で結束するのですから。ただ今回は分裂している分かなり分が悪いかもしれません。山下氏は前回生駒市長として荒井氏に迫る票を稼ぎ出した方ですし、それに維新が応援するとなると、大阪のベッドタウンとして「大阪県民」が多い都市部中心にごそっと票を持っていかれかねません。そうでなくても、前回の荒井氏の票を平木氏と二分していたりしたら確実に敗北します。1区の馬渕氏や4区の前田氏など旧民主党の重鎮もいるので立憲民主党の応援は案外大きな力になりそうな奈良県ではありますが、それでも荒井知事が下りない限り勝負になりうるかどうか。奈良県知事選は今後の展開次第で面白くなってくるかもしれません。

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