奈良市の今朝の最低気温は0.3℃、昼の最高気温は11.1℃、五條市の今朝の最低気温はー3℃、昼の最高気温は10.5℃でした。今日もまた昨日同様朝からよく晴れて、暖かくて過ごしやすい冬晴れの1日でした。体感的には昨日よりも暖かさが増し、まさに立春を過ぎて春近し、と実感するほどでしたが、数字の上では昨日のほうが朝の冷え込みはきついものの昼の気温は高いということで、どうも首をひねりたくなりました。まあ昨日よりは外で日を浴びる時間や十分に温まった車の中にいる時間が長かったせいもありそうですが、なんとも不思議な感じです。この好天気の春日和は明日までで、火曜日に一雨あった後は少しはっきりしない天気になるような週間予報が出ています。ただ、来週末は11日14℃、12日16℃と今週をはるかに凌駕する春日和となりそうな気温が予想されています。花粉も盛大に飛びそうですね。クワバラクワバラ。
さて、日本維新の会が大阪市内で党大会を開催、活動方針として、今後3回以内の衆院選で政権を獲得するというなんとも壮大な内容のものを決めたとのことです。昨年3月の党大会では、統一地方選で地方議員を1.5倍増で600人以上、次期衆院選で野党第1党確保、との活動方針でしたが、そこからかなり踏み込んで天下取りを宣言するとは、随分大胆なことを言い出されたものです。国政進出から10年、梟雄橋下徹を党首に一時は石原慎太郎など錚々たる人々が名を連ねた有力野党ですが、それでも「大阪」の地方政党というイメージが払拭できず、大阪都構想の挫折もあって党勢が伸び悩んでいたようにも思えますが、果たしてその夢やいかに? という感じです。ただ、今の野党第1党がどうにも頼りなさすぎるのも確かですし、昨年の参院選では、多くの都府県において得票率で立憲民主党を凌駕したこともあり、かつてよりは地方政党を脱皮しつつあるような印象はあるようです。
とまれ、個人的にはまず気になるのは次の奈良県知事選挙です。ご高齢にもかかわらず次の選挙にも意欲を燃やす現職の荒井知事に対して、かつて一度破れている元生駒市長の山下氏が、維新の公認を受けて再挑戦するのだと聞いたときには少し驚きました。自民党県連がこれまでの荒井支持をやめて元総務官僚の平木省氏推薦に変えたことで、ああ保守同士で若い人に禅譲劇になるのかな? と思いきや、ここで山下氏とは台風の目どころか漁夫の利を攫っていきそうな感じです。もし我らが保守王国奈良で維新の知事さんが誕生することにでもなれば、ひょっとしたらかの活動方針も大言壮語でなくなってくるかもしれませんね。今度の選挙はなかなか楽しいことになりそうです。