奈良市の今朝の最低気温は−0.2℃、昼の最高気温は6.4℃、五條市の今朝の最低気温はー2.4℃、昼の最高気温は6.6℃でした。今日も相変わらず寒い一日でしたが、昨日同様気温の割には体感は比較的マシに感じました。明日以降、寒さが少し緩んでくる1週間になり身体的には楽になりそうですが、気温が上がってくると花粉の飛散が厄介になってきます。すでに抗アレルギー薬を服用して備えてはいますが、一番きついときはくしゃみ鼻水目のかゆみに収まらず、脱力感やだるさ、気分の落ち込みなどの心身の症状も出てくるので警戒が必要です。まずとりあえずは明日空気清浄機のフィルターの洗浄を行い、装置の動作確認などもして、有事に備えるところから始めたいと思います。
さて、死後の世界が科学的に解明されつつある、というなかなか衝撃的というか、それどこの「ム○」の記事? とつぶやきたくなるような内容の記事が、「週刊現代」に掲載されているのだそうな。そのキモとなる理論が、現代宇宙論の1説となっている「ホログラフィック宇宙論」とのこと。どのような理屈なのかは完全に理解が及ぶものではないですが、ホログラムが光のトリックによって3次元像を平面つまり2次元のフィルムに記録しているのと同様に、一見3次元に見えるこの宇宙が実はある面の上に“描かれた”ものだそうです。ホログラフィック宇宙論自体はさほど新しいものではなく、すでに1970年代位からあるそうですが、最新のブラックホール研究などをベースに復権、この理論が、相対論と量子論を両立させることが可能なことから、宇宙論の最先端に返り咲いているそうな。
まあそのへんの小難しいところはとりあえずはスルーするとして、この理論によれば、宇宙のありとあらゆる事が、過去から未来にわたって二次元の平面に情報として全てが保存され、失われることがない、とされます。臨死体験者や生まれ変わりは、これら残された情報に何らかの形でアクセスした結果として生じることだ、と主張しています。
さて、死後の世界もあると言えばあり得るこの話は、それなりにおもしろくはありますが、現状はまだまだ仮説とも言えないレベルの与太話で、まだまだ「科学的に解明されつつある」などと言うには早すぎる話です。ただ、死んだらリセット、ではなくていつまでも「あんなこと」や「こんなこと」が記録され続けている、それが科学的にいずれアクセスできるかもしれない、というのは少々恐怖かもしれません。早く解明されることを望む一方で、逆に完全消去する方法も一緒に研究してくれ、という気も致します。