かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

高次脳機能障害の可能性を忘れておりましたが、改めてちょっと気になってきました。

2014-08-16 22:29:16 | Weblog
 京都で1時間に100mm、兵庫でも66mm、滋賀県大津市では50mm近く降って、東海道新幹線も一時運転見合わせ、とか近畿のあちこちで大変な雨が降りまくった今日ですが、奈良では夕方にちょろっとまとまって降っただけで、日中は晴れ時々くもりの蒸し暑い一日でした。まあ時間雨量で50mmを超えるような猛雨に襲われるのは勘弁願いたいですが、前線がもっと南下してくれないとしっかりした雨にならず、蒸し暑い湿った暖気だけが通過するばかりですから、なんとも損な立ち位置担っています。8月もついに半ばを過ぎましたし、そろそろ夜の間くらいは涼しい、と感じられるようになって欲しいものです。

 さて、日記を読み返しておりましたら、一昨年の今日、通勤途中でいつも通り慣れているはずの道で突然自分の位置が判らなくなり、道に迷ったり間違えたりする、という症状に悩まされている事が記録されていました。当時はかなり頻繁にそういう事があって、いよいよどこかで頭を診てもらいにいかなければならないか、と思いつつありましたが、今現在は、ああ、そう言えばそんなこともあったな、と読み返して初めて思い返す程に、自分の位置喪失現象で困るようなことは無くなりました。そもそも車で走る量がこの4月以降激減し、ざっと3分の1位になったことや、快調に飛ばせる田舎道と違ってしばしば信号や踏切に捕まり、そうして停車している間に自分の位置を思い出したりとかしてすぐに修正が効くので、かつてのように更に迷い込んで未知の方角に足を踏み入れてしまい、結構な時間をロスしたりするような実害が生じなくなったため、以前ほど意識しなくなったのが大きいようです。もちろん症状が無くなったわけではなく、この間も家の中でトイレに行こうとして風呂場に行ってしまったりするような事がありました。ただ、そういうようなちょっとした日常的な間違いはそれこそ昔々からやらかしていたので、いわゆる生来の方向音痴と車でやらかすようになった空間認識障害と見分けがつかないため、症状が悪化しているのか変わらないのか、あるいはひょっとして改善しているのかも良く判らなくなってたりしています。
 交通事故などで激しく頭を打つ、なんていうようなきっかけになりそうな事もなく、生来の方向音痴もあってこれまでさほど深刻には考えてきませんでしたが、やっぱり若年性のアルツハイマーなどは怖いので、一度医者に相談しておいた方がいいのだろうな、とは思います。相談窓口はどこにするかとか探したり検討したりするのもなかなか面倒な話ですし、医者に行く時間を工面するのも大変ではありますが、ここで日記を読み返したのも何かの縁ですから、出来れば年内に専門家に相談する機会を作ろうかと思います。

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ひょっとしてもう秋雨前線? 秋の訪れが本当に早そうで期待が膨らみます。

2014-08-15 22:48:45 | Weblog
 昨夜は大変寝苦しく、扇風機のタイマーが切れると目が覚めてしまうので最大設定の4時間にして寝たのですが、きっちり4時間後暑さで目が覚めてしまいました。そのまま扇風機のスイッチを入れなおしてまた寝ましたから、結局一晩中扇風機が回りっぱなしになりました。なるべく直接風に当たらないように風向には気を使っていたのですが、寝ている内に涼しいところを無意識に求めてしまうためか、いつの間にか一番風のよく当たるところに体が移動しており、朝起きた時にはもうだるくてしょうがありませんでした。昼間も暑く、今夜もまたやたらと暑い夜を迎えておりますが、そのせいか、ブラウザくらいしか使っていないのにマックブックのCPU温度が80℃とか90℃とかになり、ファンも回りっぱなしになって神経に触るので、例によって布団乾燥機を通風のみの設定で風を本体に当て、冷却をしております。うるさいのと手にも結構な風が当たるのでそれが難儀ではありますが、少なくとも風を当てている間はCPU温度も4、50℃程度に落ち着いてくれるので、十分な冷却効果はあります。ただ、いくら暑いからといっても大した作業もしていないのにここまで温度が上がるのはあんまり尋常ではありませんので、やはり通風口や冷却ファンにホコリやゴミがたまっているのではないか、と疑っています。これを改善するには蓋を開けて掃除するしか無いわけですが、まあ近いうちに少し時間を作って開けるだけ開けてみようか、などと考えているところです。
 それにしても、天気予報によればこの2日間は雨模様の天気で暑さもさほど厳しくないはずだったのですが、すっかり裏切られました。これは私の職場でも全く同じことを言っているヒトが何人買いましたので、私の誤解や記憶違いというわけでは無さそうです。この土日も天気はぐずつき気味のはずなのですが、この分だとどこまで信用できるものやら、疑問も湧いてくるというものです。
 天気図を見ると、列島に大きく前線が横たわっていますが、これはひょっとして秋雨前線と言うやつではないのでしょうか? 即ち、前線の北側は秋の気色で大陸の冷たい空気、南側は太平洋高気圧の熱い夏の空気で、前線を挟んで夏と秋がせめぎ合っているという構図ではないかと思われます。今回の天気予報のハズレは、この前線が予想よりも動きが鈍く、十分に南下してこなかったからではなかろうかと素人ながら思いましたが、明日以降降りてきてくれるなら、初秋の涼しげな空気を我々も堪能できるはずです。これに大いに期待して、寝苦しい夜をなんとか凌ぎたいですね。

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5500円の肉を7000円に偽るとはなんて慎ましい事をするのか、なんて思ってしまいました。

2014-08-14 22:38:28 | Weblog
 今日は仕事で新大阪まで出張ってきました。天気予報ではにわか雨注意、とあり、朝から結構な勢いで雨も降っていましたのでコウモリ傘を下げていったのですが、雨など一滴も降らないばかりか次第に晴れ間が広がってきて、久しぶりにきつい日差しが降り注ぐ下を汗だくになって歩きました。こういう日差しを見ると、まだまだやっぱり夏なんだな、と思い出します。そう言えば、今日ツクツクホウシが鳴いているのを今年初めて確認しました。といってもまだ鳴き方が下手くそで曖昧な発音なのですが、この分だと数日の内に本格的なあの独特の鳴き声が聞けるかもしれません。

 さて、しゃぶしゃぶチェーン「木曽路」の大阪・北新地店、神戸ハーバーランド店、神戸市、愛知・刈谷店で、無銘柄の和牛を高級ブランド肉の「松阪牛」や「佐賀牛」と偽って提供し、その差額を不正に得ていた、と発表しました。
その数およそ7000食、通常5500円の和牛を7000円の松坂牛などとして提供していたのだそうです。
 今年7月に北新地店が大阪市消費者センターの立ち入り検査を受けたのがきっかけで、全店の牛肉の仕入れ状況などをチェックした結果判明したとのことで、よく言う内部告発とか無記名の投書などというようなものでは無さそうです。問題の3店の料理長は「店の利益を増やすためにやった」と話しているそうですが、その不正行為の結果が一食1500円の利ざや、計1千万円の稼ぎということですから、果たしてリスクに見合うだけの物があったのかどうか。あるいは他にも色々と利ざや稼ぎの手口があってそれらを積み上げるとちりも積もれば、の通り結構な額が稼ぎ出せていたのかもしれません。
 それにしても、個人的に気になったのは、「木曽路」では支店のオーナーは「店長(支店長)」ではなくて「料理長」なんですね。まあどうでもよいことなのですが、こういう時に話をするのはその店のトップだろうと思われるのにそれが「料理長」なんていう肩書だったもので、ちょっと気になりました。まあ改めて書くと本当にどうでもよいことですね。こんなくだらないことに目が行ってしまうのも、結局私が「木曽路」とは縁のない食生活を送っているので、偽装と言われてもあんまり実害感がわかないからなのですが、松坂ではないにせよ一応国産のそれなりのお肉を提供しているわけですし、中国の食の安全などに比べれば正直どうでもいい話のレベルに感じます。でも、そもそも松阪牛って7000円で提供できるシロモノなのでしょうか?

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正真正銘の和製ピラミッドが明日香に出現?! でも被葬者不明なのが歯がゆいばかりです。 

2014-08-13 21:29:33 | Weblog
 今日は久しぶりに、職場の駐車場に止めていた車の車内やシートがやけどするかと思うくらいに熱くなりすぎていました。でも明日からはまた天気が悪化、向こう10日余りは天候不順が続き、日照不足が懸念されるので農作物には注意すべし、という気象庁の話がありました。8月上旬の西日本は、降水量が平年の3~10倍、日照量が6割~3割弱という体たらくですから、農作物への影響が懸念されるのも当然です。私も、サボテンの夏越しを今年はどうしたものか、少し迷いが出てきています。例年だと完全に水を切って秋まで放置するのですが、ひょっとしたら秋が来るのが異様に早くなるのではなかろうか、と思うと、秋の準備を急がないと、と急き立てられてしまうのです。なんとなればこの秋は、ビニールの張替えと春にパスした植替えなど、大掛かりな手入れを計画しているのです。そのタイミングの見極めにこれほど苦労するのなら春の内に全て済ませておくのだった、と怠慢をした数カ月前の自分に小言の一つも言ってやりたくなります。とりあえず、8月後半~9月前半の天気概況を睨みつつ、できるところから準備を早めに進めておくしかありませんね。

 さて、奈良県でまたなかなかすごいのが発掘されたそうです。6世紀後半に築造されたとみられる明日香村の都塚古墳ですが、従来、一辺30m、3段程度の方墳と思われていたものが、発掘してみるとどうやら一辺40mを超え、段数も最低5段以上、まるで階段上のピラミッドそっくりな形だったことが判明した、ということでした。巨大な石室と豪華な家形石棺があり、近所の蘇我馬子の墓と見られる石舞台古墳もまた方墳だったとみられることから、都塚古墳は馬子の父蘇我稲目のものではないか、との推測がなされています。蘇我系の天皇の墳丘も方墳であることから、蘇我氏のお墓づくりは方墳が基本だろうという説がありますが、ここで見事なピラミッド型墳丘墓が新たに登場し、飛鳥時代直前の古墳時代のあり方に、一石を投じることになりました。
 前方後円墳全盛のこの時代に敢えて方墳を築いてみせた氏族は確かに蘇我氏なのか、また、たしかに蘇我氏だとしたら、何故蘇我氏はそこまで方墳にこだわったのか、など、色々と古代史へのロマンが掻き立てられる今回の発掘ですが、どうしても歯がゆいのは石舞台にせよこの都塚にせよ、結局被葬者が誰なのかは不明というより無く、馬子とか稲目等というのも推測に過ぎず決定的な証拠が何一つ無い、というところです。未だベールに包まれたままの天皇陵などもこの際積極的に発掘し、その被葬者を特定できる手がかりを少しでも得ていかないと、いつまで経っても侃々諤々と歴史・考古学者先生のやりとりがあるばかりで、一向に埒が明きそうにありません。万世一系、2600年を超える皇統はまさに世界に冠たる我が国の誇りですが、その一方でそれを言い訳に宮内庁が御陵の調査を頑なに拒むのを許してしまうのがなんとも痛し痒しなばかりです。

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一向に収まらないエボラウイルス禍ですが、日本の新薬がその防波堤になりうるかどうか、注目されます。

2014-08-12 21:14:53 | Weblog
 朝から大雨、昼間少し持ち直し、夕方また降って、と目まぐるしく空模様が変わる一日でしたが、そんな崩れがちの天気が続くせいか、今年の夏は昨年よりは気温低めの傾向になっているそうです。昨年の今日は高知県で41.0℃を記録し、我が国の最高気温が書き換えられた連続猛暑の大変な夏でしたが、それと比べれば大分様子が違うようです。それでもまだ冷夏と言うほどではないようですし、当初言われていたエルニーニョ現象も観られなくなってしまったそうなので、随分以前に「今年は冷夏?」と言われて期待したようにはいかないみたいですが、台風などの多雨のせいで農作物にもそろそろ影響が懸念されだしているようですし、今後の天気次第では、結局冷夏だった、と後で言われるのかもしれません。

 さて、アフリカを席巻しているかのように聞こえてくる「エボラ出血熱」の猛威ですが、我が国でもJICAが派遣されている日本人を引き上げさせたそうで、いよいよ病膏肓に入る、という状況になりつつあるのだろうか、と感じますが、次は香港で、ナイジェリア人の男性がエボラ出血熱とよく似た症状を呈し、病院で隔離治療されたのだそうです。検査の結果、どうやらウイルスは陰性でアジア初のエボラ出血熱発症事例にはなりませんでしたが、世界中に人々がごく短時間で飛び交う今日、いつアフリカを出て突拍子もないところで発症騒ぎが起きるやも知れません。現地の封じ込めも果たしてうまく行っているのかどうか心もとない感じがしますし、一刻も早く治療可能な薬なり方法なりの開発が求められるところです。
 そんな中で、富士フィルムの子会社が創りだした、「ファビピラビル」というインフルエンザ治療薬がエボラウイルスにも効果がありそうだということで注目されています。動物実験で催奇形性が見られるという、普通なら薬として認可されないレベルの副作用があるそうで、対インフルエンザでも、従来の薬が効かない新型によるパンデミックなどの切り札として限定的に認可されている薬ですが、もしエボラウイルスにも効果があるなら、その封じ込めのためには毒を以て毒を制さざるをえない場合もあることでしょう。
 ワクチンなど、研究は研究として進めるにしても、今はその研究成果が上がるのを待つだけの時間を稼ぐ必要があります、未承認薬を自国民に投与したアメリカが「ファビピラビル」を対エボラウイルスに認可するのかどうか、その判断が注目されます。

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世界中の報道機関で産経だけがやらかしたなら処罰もありうるのかもしれませんが・・・。

2014-08-11 22:47:56 | Weblog
 台風一過、久しぶりに晴れた今日、仕事関係で飲み会があり、さっきまで地酒で飲み呆けておりました。アテが美味しくて酒もうまいとなると時間も忘れて歓談が弾みますが、その割に安いというありがたいお店で、あれだけ飲み食いして一人頭4000円足らずというのが嬉しい限りです。アルコールへの耐性がそれほどない私としては、たまにこうして楽しむくらいが一番性に合っている気がします。

 さて、韓国の当局が、産経新聞ソウル支局長を出国禁止とし、情報通信網法における名誉毀損罪という内容で罰することを検討しているそうです。確かに産経新聞に掲載された大統領の記事は醜聞に値するゴシップネタでしたから、その内容をもって処罰を検討する、というのは比較的理解しやすいのですが、そもそもその記事は韓国の新聞記事を引用したものであって、産経新聞の独自取材とか憶測とかで好き勝手書いたものではない、という点が、事件の状況を不明瞭にしている感じがします。処罰の対象となるのは、元ネタの韓国のマスコミが第1,それを引用した産経新聞が第2,ならまだ分からないでもないのですが、ネットのニュースなどを眺めている限り、当のソースを提供した韓国の新聞にはなんのお咎めもない感じです。幾ら法より情が優先する韓国と言っても、さすがにこれはあんまりなやり方ではないでしょうか? そもそも韓国の新聞がこんな記事を出さなければ引用もされなかったわけで、その是非はともかくとしても、言論を封圧するならまずは件の韓国マスコミに行うべきでしょう。日本政府としては、現状は静観という構えなのかもしれませんが、我が国の報道機関が理不尽な処罰を受けようとしているのですから、どこかで積極的に動き出すべきでしょう。大統領も大統領で、空白の7時間を正々堂々釈明すればよかろうものを、それを黙したまま何故か日本の報道機関を処罰するというのは暗におのが後ろめたさを認めているに等しい所業だと思います。韓国民が産経新聞について怒りを覚えるのは勝手ですが、それ以上に自分達の選んだ首長に対して問いただすべきことが多々あるのではないでしょうか?

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こちらは大した事もなく台風は過ぎましたが、こんな時でも海で遊ぶ輩がいるというのは驚きます。

2014-08-10 21:12:51 | Weblog
 台風11号、ようやく去りました。結局、少し強めに雨が降り続いた位で、風も大したこと無く、あんまり台風らしさを感じないままでした。しかし、もし数日前の予報のように足摺岬の西を通るようなコースだったら、三重の大雨は多分こちらにかぶってきていたはずで、その時は尋常でない降りっぷりにいかんともしがたく家に逼塞しているより無かったでしょうから、今回の台風らしくない雨天気で済んだのは僥倖と言っても良い気がします。
 台風はこの後列島にはさほどの影響を与えないまま大陸に去っていく模様ですが、気象衛星の画像を観ていますと日本のはるか南にややこしそうなのが幾つかたむろっているようにも見えますから、また近いうちにその内のどれかがこちらを脅かしに北上してくるやも知れません。今年はまれに見る台風の当たり年になったりするのかもしれませんね。

 さて、そんな台風のさなか、海水浴やサーフィンをして行方不明になったり亡くなったり救助されたり、というようなヒトが和歌山や静岡で相次いだようで、こんな時に海でレジャーなどとても信じがたい気がしますが、世の中にはそんな無謀を楽しむ輩も結構いるみたいなのが驚きです。なかでも沼津市沖で漂流し救助されたヒトは54歳と43歳の分別盛りのお年ごろだったそうで、無茶をするのは若いものに限らないということなのか、あるいはこういう海のレジャーを楽しむ層が高齢化している現状を表しているのか、色々と考えたくなる内容でした。まあ個人的には、好きで危ない海に出てるんだったらどうなろうがほっときゃいい、と思ったりするんですが、きっちり救助される方々の能力と努力には全く持って頭が下がります。

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宇宙戦艦ヤマト2199劇場版終了から1年を経て、新作情報に触れるとは喜ばしい限りです。

2014-08-09 22:29:13 | アニメ特撮
 昨夜未明からずっと強めの雨が降り続き、夜が明けてからも断続的に強い雨が降って、いよいよ台風到来か? と思いつつ気象庁の台風情報を見たらまだ四国沖をゆっくり北上中、奈良県最接近は明日午前中らしい、という状況で、その速度の遅さにやや焦れています。湿気は高いものの気温が十分低く、涼しい一日なのはありがたいですが、ここまで近づいたからにはとっとと速度を上げて列島を通過して欲しいものです。
 ところがこの台風が過ぎた後、台風一過でまた暑い夏空が帰ってくるのか、と思っておりましたら、週間予報では火曜日に少し日差しが戻るだけで、また週末にかけて梅雨のような天気になり、雨のお盆となるのだそうです。台風の直撃といい安定しない天気といい、今年の夏の空はどうもおかしなことが起こっているみたいです。昨年など、今頃はちっとも雨が降らず、渇水にあえいで、四国の早明浦ダムなど何度目かの湖底露出が観られたというのに、今年はあわやダム決壊? と疑わせるほどの大雨で、満々と水をたたえています。こんな変な夏の天気、これがこの秋や冬の気候に悪い影響を与えなければよいのですが。ちょっと心配ですね。

 昨年の今頃というと、ちょうど「宇宙戦艦ヤマト2199」の最終章が劇場公開されていた時分ですね。なかなか劇場に行けなくてやきもきしていましたが、この10月11日には、追憶への航海と題して2199の総集編が、そして12月には待望の新作「星巡る方舟」が公開されます。10月の分はちょっとその時分に色々と面倒事が控えていて、大阪まで映画を観に行く時間が取れるかどうか微妙なのですが、12月は近所の映画館でも観られるようですし、満を持してヤマトの活躍を大スクリーンで堪能したいです。

「宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟」 特報2
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中国、食、農薬基準オーバーとなればいかにも危険な感じですが、案外大した事無かったりもします。

2014-08-08 22:04:16 | Weblog
 今日は人間ドックで大阪のとある医院まで出かけておりました。体重にほとんど変化なく、血中コレステロールなども問題なく、血圧110-70とか一頃の高血圧はどこに行ったの? と我ながら目が点になりそうな良好なデータが並んでほっと一息ついたのもつかの間、最後の医者による総合結果で、精密検査を受けるよう勧告を受けてしまいました。胆臓に胆石の残骸と思われる影が観られ、まあそれは大したことがないとのことだったのですが、その胆石が契機になったと思われる胆臓内壁の肥厚が認められ、念のためCTを撮っておいたほうが良い、という診断です。ううむ、CTなんて今まで撮ったことが無いのですが、紹介状を書くので行って来なさい、と勧められると、まあとっとと行って片付けておいたほうが安心して生活できるというもの、と言う気にもなって参ります。仕事の予定やら何やらと相談しながら、ちょっと時間を作ったほうが良さそうですね。

 さて、「腐敗肉」問題からこっち、中国産の食べ物の危険性が再びクローズアップされている昨今ですが、今度は玉ねぎから基準値の3~7倍と大幅に超える残留農薬が検出された、というニュースがありました。おお、これはとんでもないと思ってその剤「チアメトキサム」を調べてみたら、玉ねぎでは登録がないため、ポジティブリストの残留基準0.01ppm以下が適用されただけで、つまり7倍でも0.07ppm、一千万分の1にも満たない極微量だった、という事が分かりました。この剤は野菜や果樹、花などで広く農薬登録されており、ネギには登録があるのですがなんで玉ねぎで登録が取れていないのか、不思議な薬です。また、ほうれん草では10ppmと今回検出された濃度の100倍以上高濃度の残留が認められていたりするので、それらと比較すればなんてことはない、健康被害など起こそうったって起きそうにない話で、逆にちょっとがっかりしてしまいました。
 農薬取締法の変なところはまさにこういうところに現れるのであって、何も知らないマスコミの方々は昨今の中国食品疑惑に乗っかって話を面白おかしく膨らませたいのでしょうが、どちらかと言うと日本の法律の方がどこかおかしなところがある、ということを突く記事を書くところが一箇所くらいあってもいいんじゃないかな? と思わずにはいられません。
 まあ、だからといって中国の食べ物が安全だとか言うわけではなくて、危険な薬が使われていたりする例もまた枚挙にいとまがないのですから、こういう小さなものでも見逃さない日本の検疫体制の素晴らしさは誇っても良いと思います。

 
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落雷で高校球児が一命を落としましたが、夏の高校野球ってそろそろ考え直したらどうかと思います。

2014-08-07 22:14:32 | Weblog
 今日は朝から日差しがきつく、暑い一日でしたが、4時頃から分厚い黒雲が頭上を圧し、頻々と稲光が地を打っては雷鳴が轟く典型的な夕立があって、夕方以降は随分と涼しくなりました。たまたまタイミングが良かったのか、地上を撃つ真っ白な稲光をおよそ8本は見ました。かつてはこんな空模様の下をカッパ着てずぶ濡れになりながらバイクで走って随分怖い思いを何度かしましたが、しっかりした建物の中から観る雷は上質のエンターテイメントだと思います。明日も夕方に一雨もらえないか、気持ちのよい涼しさに思わず注文してみたくなります。でも、その雷に当たり、高校球児が死亡する、という痛ましい事件も、昨日愛知県で起きたとのことです。なんでも、遠くに雷鳴が聞こえたな、と思って10秒ほど経った時、突如練習試合中のマウンド上の選手に落ち、その生命を奪ったのだそうです。しばらく遠くで落ちたり鳴ったりしているな、と思っていたら突然目の前に轟音とともに落ちることもあるのが雷ですから、たとえ遠くとは言え雷が鳴っている最中に開けっぴろげな野球場に出ているというのは自殺行為と言うべきもので、その場に居た人達の判断の甘さが招いた悲劇としか言いようがありませんが、せめて亡くなった高校生の冥福は祈っておきたいものです。
 ところで、今高校野球では早期決着のための「タイブレーク」制と言うものの導入が検討されているそうです。長時間の延長戦で決着がつかず、翌日再試合、なんてこともたまに見ますが、そんな体力的に無理を重ねるのをやめて、延長に入ったら1アウト満塁からゲームをスタートさせてさっさと終わらせよう、という制度なのだそうです。家の中でさえ熱中症で倒れる人もいる昨今の真夏に炎天下で無理を重ねる高校野球というシステムは、いつか死者が出るんじゃないかと私などは思うのですが、高校野球が高校生の教育の一環という大前提を堅持するつもりなら、もはやそんな「すき家」の従業員みたいな無茶な根性論は止めてしかるべきでしょう。どうしてもやるならせめてもう2ヶ月位後の季節の良い時期にやるべきだと私などは思います。

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理研の騒動、結局発端から研究結果以外の部分であまりに大騒ぎしすぎだった気がします。

2014-08-06 20:09:37 | Weblog
 昨夜未明、地震がありました。揺れは大したことありませんでしたが、目が覚めるくらいには揺れたみたいです。もっとも昨夜は寝苦しくて、扇風機のタイマーが切れるたびに目が覚めていましたから、全般的に眠りが浅かったかもしれません。そんなわけで朝から何だか疲れている気がする一日でしたが、なんとか職務を全うできました。蒸し暑いのにはなかなか慣れませんね。明日からは台風の影響でどうやら週末まで雨続きみたいですが、強烈な日差しかジメジメした蒸し暑さしか選択肢がないというのが一番疎ましい季節です。

 さて、理研の副センター長笹井博士が自殺されてしまった件、マスコミが追い詰めたとか理研が悪いとか野次馬根性の国民のせいだとか、いや、死に逃げた本人が一番悪いとか色々喧しくなっているようですが、多分、それぞれに少しずつ理があることなのだろうな、と眺めていて思いました。特に小保方氏との不倫とか、STAP細胞の有無という科学上の一大命題の前では瑣末とすら言うのさえバカらしくなるどうでもいい話をあげつらっていたマスコミの姿勢などは、正直呆れるより無いのですが、ただ、様々な事情はどうあれ、死なせてしまっては元も子もない話で、どうしてその死を防げなかったのか、という悔いが私には残ります。激務と様々な心労に圧迫されて鬱を発症していたのだとすればそれはもう仕方のない話で、そうだとしたら死に逃げたと言うような論調は言語道断だろうと思う一方で、死に追いやってしまった、一線を超えさせてしまった周囲の対応の不味さは全く持って残念でなりません。その点からすると、笹井氏の近くで状況を観ていたはずの理研の人々の責任こそが最も大きいと言えそうです。
 ただ、今となってはもはや死んだ命は帰ること無く、笹井氏は二度と意見を述べることも実験を続けることもできなくなったのですから、せめてその死を無駄にしないようにする事を考えるより無い気がします。まずはスタップ現象があるのか無いのかをはっきりさせることだと私は思います。あったらあったでめでたいことですが、無い、と確定するのもまた立派な成果ですから、理研は堂々と実験をして、その白黒をはっきりと世間に明示すべきです。研究はやったから必ず成果の出るというものでもないのですから、それを持って税金の無駄遣いとのたまうのもおかしな話です。科学自体、様々な間違いやその時の限界、また時に作為的な捏造などによって方向を誤りつつも、真理を追い求めるうちには必ずそれらは淘汰されていくものです。そんな試行錯誤が受容できなければ、科学の進歩などありえません。この際、理研もマスコミも政府も、この機会を利用してそんな科学の曖昧さやいい加減さをしっかりと認識した上で、より良く正しい真理を探り続けるための方策を考えていくべきではないかと思います。そしてそれは、不正を厳格に排除すべく研究者に経理をやらせ書類の山を作らせることではない、と私は信じます。

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嘘か真か、朝日新聞社が慰安婦問題報道について自らの誤りを認める記事を掲載したそうです。

2014-08-05 21:05:41 | Weblog
 今日は、朝日新聞がついに自らの過ちを認めて慰安婦問題を取り上げた記事を取り消す、と新聞に掲載した、という話とか、米国立衛生研究所(NIH)がエボラ出血熱の治療薬を提供、劇的な効果があった、というCNNの報道とか、理研の笹井副センター長自殺の一報とか、実に話題が目白押しの一日でしたが、朝日新聞の姑息な訂正記事が、一番気になる話題だったと言えそうです。
 なんとなれば、一面トップで大々的に謝罪したとかだったならまだ見直せるところもありましたが、どうやら誌面の片隅に目立たないように小さく過去の報道を取り消すとだけ書いて済ませようというのがいかにもなやり口で、日本国民のみならず、世界中の慰安婦問題を論じたり考えたり信じたりしている人達を小馬鹿にした所業ではないかと思えるからです。朝日新聞にすれば、過去の他の訂正記事と同様の扱いだ、と強弁するのかもしれませんが。その誤りでどれほどの国益が損なわれ、国と国民の品位が貶められ、先祖の名誉が汚されたかを思えば、一片の訂正記事程度でその責を逃れられるなどと甘いことは考えられないでしょう。言いたいことだけ言いたい放題言ってその言葉になんの責任をとらないなど、およそ大人のすることではありません。そんなことばかりしているから、マスゴミ、などと侮蔑的な言われ方をするのだということをそろそろ自覚するべきなのではないでしょうか。第4の権力と言われるマスコミには、その権力に応じた責任を全うしていただかねばなりません。少なくとも、これまで従軍慰安婦関係で成し得た記事量と同じだけの分量と密度で、どうしてそのような事になったのかを掘り下げ、更にでは真実はなんなのかを突き詰める取材を全社を上げて取り組み、自らの過ちを大々的に報道して、きっちりそれを全世界に向けて発信すべきでしょう。それができないのだとすれば、もはや報道に携わる資格は無いと思います。
 戦前は国民を煽って戦争への道を盲進させ、戦後はまたいい加減な取材で多くの人々を惑わせた己の業をそろそろ精算しなければなりません。
 そのためにも、もう一つ、南京大虐殺という捏造について、早々に「訂正記事」をまずは出し、世紀の大誤報を成したその罪を購っていただきたいものです。そこまで自浄作用を発揮できたのなら、私個人は朝日新聞を我が国が代表するクオリティペーパーであると認めても良いと思います。

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致死率7割オーバーの恐怖のウイルスがいつ海を越えてくるのかと思うと、実に恐ろしい限りです。

2014-08-04 21:36:04 | Weblog
 今日、職場で同僚が「まるで梅雨みたいだ」と言っておりましたが、まさしくその通りで、この所まともに日差しを見た試しがありません。ずっとどんより曇っていて、時折強めの雨が降るというジメジメした天気が続いています。普通なら夏真っ盛りの8月初めだというのに、一向に真夏、という雰囲気ではありません。これも長いこと黄海に居座った台風12号のせいですが、そもそもこの季節に台風がまっすぐ北上して半島まで到達するということ自体が、空模様の異変ぶりを伝えてくれている気がします。次の11号はとんでもなく育ちながらまっすぐ九州目指してくるみたいですが、現在位置的にはほぼ12号と同じですし、予報円の大きさが随分と広がって、その西端やや内側を12号が通っていますから、11号も同じコースを辿らないとも言えません。いずれにしても、台風は9月、210日、というこれまでの認識を大いに改めねばならない様になってきているのかもしれません。

 さて、西アフリカで猖獗を極める「エボラ出血熱」、現地で活動するアメリカの医師が感染するなど、徐々にではありますがアフリカだけの問題では済まなくなりつつありますが、何より恐ろしいのはその致死率の高さで、現時点で感染者1300人余り、そのうち死者が700人以上と5割を超える致死率に達しています。また、早急に治療を受けると助かる可能性も高まるようですが、根本的な治療方法は現在のところ存在しないということですから、結局栄養や水分を切らさず、体力の消耗をなるだけ抑え、後は自身の免疫力に頼るしか無い、という事なのでしょう。厄介なことに初期症状は発熱、頭痛、筋肉痛、喉の痛みなどで、他の現地に多い病気の、マラリア、腸チフス、コレラなどと見分けにくい場合があるそうです。でもこの症状、インフルエンザとかとも同じですね。ということは、もし極東に流れ込んできた時には、風邪やインフルエンザと間違われないようにしないと、あっさりあの世に直行することになるのかもしれません。
 ただ、幸いな事に空気感染せず、患者の唾液や汗、血液などの体液に接触することでのみ感染するそうですから、その点はインフルエンザなどと比較してまだまだマシな部分もあります。でも、汗でも感染しうるというのはちょっと驚きですね。汗腺からもウイルスがにじみ出てくるんでしょうか? 
 今、ワクチンの研究が急ピッチに進められているそうですが、それがヒトに有効になるまでにはまだまだかかりそうですし、なんとか体液による二次感染だけでも防ぐ事はできないのか、と思います。例えば以前ノロウイルスに柿渋が効果を発揮する、というような話がありましたが、エボラ出血熱のウイルスにもそのような天敵のようなものが存在するのではないかと期待したいです。

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報告書を精読して改めてその悪辣非道ぶりに驚嘆したりお上の無能を嘆いてみたり。

2014-08-03 20:00:03 | Weblog
 今度の台風の影響はなかなか長引きますね。今夜は地元の夏祭りだったのですが、この雨では中止するより無いでしょう。もう20年程住んでいますが、1度だけ、通り雨で一時中断した以外は、これまで夏祭りが雨で中止になった事はありませんでした。8月に台風が日本近海をうろつくなんて、地球温暖化とかで気象条件が随分変わったりしたのかもしれません。
 一方、こちらはまるで梅雨が戻ってきたような天気程度で済んでいますが、四国は大変な集中豪雨になっているようですね。早明浦ダムなんて、近年見たことがないくらい水が溜まって、ダム堰堤のてっぺんから水が溢れかえりそうになっていますし、放水量も桁違いで下流で水が荒れ狂っていますし、とりあえず台風12号が朝鮮半島で力尽き一旦終息するとして、次の11号が半端ない勢力で、この週末以降12号と似たようなコースに入ってきそうなので、こうなるといよいよ未曾有の光景が見られたりするのかもしれません。

 さて、「すき家」の労働環境改善に関する第三者委員会報告書、ネット上で公開されていたので、後学のために一度目を通しておこうとPDFファイルを開いてみました。アンケート結果をまとめてグラフにした後半65頁はいちいち見るのが大変だったので端折り、報告書本文だけ読みましたが、49頁もなかなかなボリュームで、ひと通り読むのに結構時間がかかりました。
 既に報道も多数されているのでその大略は既にわかっている通りなのですが、改めて詳しい報告書を読むにつけ、報道を読んだ時より更に一段と「すき家」の病巣が明確にえぐり出されていて、実に興味深い読み物でした。
 結局のところ、365日24時間営業の2000店、という規模の追求を最優先するあまり他のことに目が行かなくなり、従業員に最大限のしわ寄せをして全てを台無しにする所だった、という話ですが、いっそのこと、理念として掲げている最も重要な「お客様」に対して「何か」あって全てが台無しになっていた方が、話が早かったのではなかろうか、という気もいたします。この公開報告書を契機に抜本的改革が進められれば良いのでしょうが、中途半端に生き残ってお座なりな反省で済ませるようですと、後々更に輪をかけた破局が待ち構えるものですから、被害はより甚大・広範に広がる危険があります。トップや経営陣が本当に心から反省し生まれ変われるかどうか、私はなかなか難しかろうと思ったりもするのですが、世間的には期待するより無いのでしょうね。
 でもそれより、この報告書の内容からすれば、うつ病に追い込まれたり交通事故を起こしたりした社員や元社員は、十分会社やトップ相手取って損害賠償なりの訴えを起こせるんじゃないでしょうか? 交通事故で被害者がいるなら、その被害者なり親族なりが会社を訴えるのもアリな気がしますが、「すき家」被害者の会とか作ったりしないんでしょうか。それと、私個人としてはあまり好きではないのですが、トップや経営陣が責任取って辞任、というのも、あって不思議でない有り様だと思います。それにしてもいまいち不甲斐ないのは監督官庁で、労働基準法をここまで悪辣に破って捨てた企業に十分な制裁を加えられないお上というのは一体存在意義があるんでしょうか? 大陸のように賄賂でも使われてというのならともかく(それはそれで別の問題が持ち上がりますが)、通常の業務としてこのような企業をきちんと掣肘し、法を守るように矯正できないというのでは、何のためにその組織があるのか判りません。9条がどうのこうのというよりもはるかに国民の生活・権利に直結する重要な法律が蔑ろにされる現状を、政治家もマスコミも国民ももっと深刻に捉え、どうしたら良いかを議論すべきではなかろうか、と私は思います。

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ネット上で個人を晒して平気でいられるなんて、私にはやっぱり理解し難いものがあります。

2014-08-02 22:47:07 | Weblog
 台風の影響で、昨夜から雨が降り続いてまるで梅雨のようでしたが、涼しくて過ごしやすい一日でもありました。そのせいか、昼食後、横になって本を読んでいましたらいつの間にか寝落ちしてしまい、そのまま18時過ぎまですっかり眠り込んでしまいました。正確には、昼寝したら夜寝られなくなるから、と頑張って起きようという意識もあって熟睡はあまりなりませんでしたが、それでも4時間以上夢うつつで落ちていたのですから、かなりしっかり寝てしまったと言えます。今夜果たして普通に寝られるのか、明日はまだ良いとして明後日の朝にまずい影響が出ないか、などと心配事は尽きませんが、もはやなるようにしかならないので成り行きに任せようと考えているところです。

 さて、うつ病で休職している同僚に対して会社を辞めろとツイッターで発言した、東京の上場企業の社員の方が個人情報を特定され、炎上しているというニュースを観ました。まあ色々気になる部分もありますが、なにより自身の個人情報をネット上に晒して簡単に個人情報を特定される状況で、社会的に大きな問題になりかねない発言を公開してしまうその神経の太さというか鈍感さというかには驚いてしまいます。仲間内で居酒屋などで仕事のことを愚痴ったりするのと全く変わらない感覚なのかもしれませんが、不特定多数の人間が目にすることが可能なネット上は、居酒屋の個室や会社の化粧室というような周りと隔絶された空間ではなく、東京なら、渋谷駅のハチ公前交差点で演説するようなものだと思っていた方が良いのではないか、と思うのです。このブログのようにささやき声程度の影響力もあるかどうか、というようなものでさえ、一応公開されていることを前提に、個人情報の露出は極力避ける努力をしています。パソコン通信時代からのネット利用者として考えが古過ぎるのかもしれませんが、個人的に、自分のプライベート情報をネット上で堂々と晒すというのはどう考えてみてもクレイジーな行為にしか思えないのです。ましてや、ネットを不満のはけ口にしたりするのは、どこでどうその一言が跳ね返ってくるやも知れないと思うと到底出来るものではありません。
 フェイスブックなどは、そもそも個人を晒し合いしてコミュニケーションを取ることを目的とされているそうで、とても私などは参加する気にはなれませんが、それならそれで、リアルで赤の他人とコミュニケーション取るのと同じ注意が必要で、あからさまに愚痴を並べたり他人を中傷したりすることなどそうそうできるものではないはずです。こういうのをひっくるめて「ネットリテラシー」の重要性が説かれているのだろうとは思いますが、こんな事件を観ていますと、やっぱりネットにも免許制度のようなものがいるのだろうか? などと思ってしまいますね。でも、運転免許の筆記のように妙な日本語で引っ掛けることしか考えていないような問題ばっかりでテストされても困りモノですが。

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