ルリの鳥見日記

万年初心者バードウォッチャー、ルリの怪しさ大爆発の鳥見とラーメン食べ歩きの記録です。

ラァメン家 69’N’ ROLL ONE(神奈川県相模原市上鶴間本町)

2010年01月25日 14時59分18秒 | ラーメン
今日は町田に行く用事があったので、久しぶりに町田駅の近くの
「ラァメン家 69’N’ ROLL ONE」に食べに行きました。

店の前に着くとやっぱり行列が・・・。とりあえず、店員さんに1人であることを確認され、
5000円札と1万円札が券売機で使えないことを告げられました。
そして、その後30分ほどで店内へ案内され、
券売機で3号味玉チャーシュー(1150円)の食券を購入しました。
更にその後、20分ほど経ってやっとカウンター席に座れました。

厨房は相変わらず店主の1人舞台で、1度に3杯ずつしか作らない
オペレーションも変わってません。スープの調合や具のトッピングも
丁寧な手つきですが、特に印象に残るのが麺の湯切り。
麺の湯切りと言えば「中村屋」の“天空落とし”が有名なのですが、
この店主の湯切りは何と言うか・・・、右ストレート?(笑)

出て来たのは鶏ガラベースに鶏油が浮かび、塩ダレのきいたスープに細めのストレート麺が入り、
鶏チャーシュー、豚バラチャーシュー、ネギ、メンマ、味玉、大根おろし、柚子が乗った一杯でした。

スープは一瞬、塩ダレが強いかと思ったのですが、鶏の旨味がしっかり出ていて、
醤油同様に深みやキレといったものを感じさせる味です。
上に乗っている大根おろしを溶かして混ぜると更に角がとれた優しい味わいに変化し、
ダイコンおろしの上に少量ふりかけられた七味唐辛子もピリッときいて良い感じです。
麺はやっぱり柔らかめですが、今日くらいなら許容範囲内です。

鶏チャーシューと豚バラチャーシューは薄めでありながらほど良くスパイシーな味付で、
繊細なスープの味の邪魔していないのはさすがです。メンマも薄めの味付で、
ほどよく柔らかな食感がアクセントになっています。
ネギや柚子の香りもスープの味を引き立てています。
味玉はやや固ゆでで、ほのかに味がついているといった感じで、
これもスープの中であまり主張しすぎないようにしているようです。

全体的にはあっさりしていてキレがあり、色々な要素が盛り込まれていて
変化に富みながらもバランスをとるところはしっかりとれた一杯だったと思います。

が、やっぱりこの店の雰囲気は独特です。この辺のあれやこれやは
あちこちのHPやブログで既に語り尽くされている感がありますので
そちらを検索して頂くとして、何となく宮沢賢治の「注文の多い料理店」を思い出しました。
まあ、物語と違って客が食べられる訳ではないのですが・・・(笑)。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする