ルリの鳥見日記

万年初心者バードウォッチャー、ルリの怪しさ大爆発の鳥見とラーメン食べ歩きの記録です。

自家製麺 鶏そば 三歩一(東京都新宿区高田馬場)

2011年12月07日 22時14分26秒 | ラーメン
今日は久しぶりに鶏白湯系のラーメンでも食べたいなぁということで、高田馬場に
2週間ほど前に開店したらしい「自家製麺 鶏そば 三歩一(さんぶいち)」を目指しました。

高田馬場駅の早稲田口を出て早稲田通りから脇道に入り込んだ所にある店を見つけましたが、
これは歩き慣れないと見つからない雰囲気です。とりあえず店内に入り、券売機で
濃厚鶏そば(750円)と味玉(100円)の食券を購入してカウンター越しに店員さんに渡して待ちました。

出て来たのは鶏白湯スープに細ストレート麺が入り、鶏チャーシュー2種(ムネ肉、モモ肉)、
ネギ2種(青ネギ、白髪ネギ)、メンマ、味玉が乗った一杯でした。

スープは鶏の旨味がしっかり出ており、少々クセも感じますが、マイルドでバランスがとれています。
麺はやや固めの湯で加減になっているのもあり、細めの麺にしてはなかなかのコシを感じさせます。
スープの味がかなり強いので、多少固めの麺でも問答無用で味が絡むといったところでしょうか。

チャーシューはムネ肉も悪くはなかったのですが、モモ肉の方が柔らかく、
なおかつ軽く炙ってあって適度な香ばしさが存在感を主張しています。
ネギも青ネギがスープの味を引き立て、白髪ネギは香りと歯応えがアクセントになっていてグッドです。
メンマは薄味でスープの味を邪魔せず、かなり柔らかくも歯応えで存在感を主張しています。

で、この店は卓上調味料・・・っていうか、味変アイテムが充実しています。
一味唐辛子、魚粉、自家製ラー油・・・とここまではまだありがちと言えばありがちですが、
更に甘がえし生姜、揚げエシャロットがあり、通り一遍等の調味料しか置いてない店とは一味違います。
ルリは通常、美味しいと思ったラーメンには卓上調味料を投入せずに食べ切るのですが、
今回は前述の中から甘がえし生姜をチョイスして敢えて投入しました。
するとこれがスープにきちんとマッチしています。スープの味をぶち壊さず、
それでいてしっかり存在を主張する独特の味わいで、細部まで凝っています。

全体的には非常に丁寧かつバランス良く作られたマイルドな一杯で、
ほど良くこってりしつつもしつこくなく、食べやすいのが印象的でした。
まだ開店して間もないからなのか、それとも店の場所が分かりにくいからなのか、
客の入りは少なかったのですが、もっと評価されて然るべき店ではないかと思いました。
コメント
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