半端はいけない

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半端な形で幕引きを図ろうというのは、この場合は下策では？

麺巧 潮（東京都千代田区神田淡路町）

今日は鳥見の帰りに秋葉原方面に買い物に出かけたので、淡路町駅の近くの「麺巧　潮」に食べに行きました。
開店１５分前でしたが、既に２人並んでいました。店の前には１日限定２０食の冷やしメニューの貼り紙がありました。

という訳で開店と同時に店内のカウンター席に案内され、注文は当然（？）、限定の“海老香る冷い潮そば（赤）”（８７０円）。
麺の大盛が無料サービスとのことだったので大盛でお願いしました。

しばらくして出て来たのは海老がきいた冷たい塩スープに冷水で締めた細ストレート麺が入り、
ソフトシェルの海老、焦がしタマネギ、水菜、揚げ玉子、刻みパセリが乗った一杯でした。

スープは期待以上に海老全開で、更に海老油まで使っているとあって、これでもかというくらい海老が押し寄せて来る感じです。
それでもバランスをとるべきはとっていて、この辺のクオリティの高さはさすがといったところです。
麺はコシがしっかりあってスープの持ち上げも良好です。

ソフトシェルの海老は通常のラーメンにおけるチャーシューみたいな位置づけでしょうか。
スープがスープなので、違和感は全くありません・・・っていうか、肉系を排してこれを乗せるセンスはさすがです。
水菜のシャキシャキ感がアクセントになっていますが、揚げ玉子は正直言ってさっぱりしたスープの中にあって
油っぽさが気になりましたが、揚げ玉子を食べ終わった後だと一段と海老の風味を強く感じます。
もしかしてそれが狙いだったのでしょうか？なかなかの計算高さです。

全体的にはただ単にスープを変えました♪・・・というだけでなく、コンセプトに合わせて全てをゼロから選んで
組み立てていることがうかがえる、蒸し暑い季節にぴったりの香り高い一杯だと思いました。

予報通りの雨降りだったけど・・・

だからと言って家でゴロゴロというのも性に合わないので比較的近場で出かけてみました。
その代償として機材のメンテが大変なことになった訳ですが・・・（苦笑）。