昨日、市役所12階で午後1時半から「鈴鹿市改革・改善活動取組発表会」が行われており全11組の発表を傍聴しました。その感想をまとめました。同じ取り組みは昨年が第1回の開催で行われており、昨年に引き続き傍聴していたのですが、議員にとっても非常に参考になる取り組みや、普段気づかない業務のことを知ることのできる貴重な機会です。同時に、若手の市職員の努力にも触れられて、自分にも刺激になりました。
今年の取り組みは次の画像に(クリックして拡大)
1の取り組みは、これまで「農地情報システム」と「転作システム」を別々のデータとして照合していたものを、データを突合させることで出てくる一致しないデータの部分を集中的に精査することで、作業業務の分散と平準化、残業の減少とコスト削減、新規事業への取り組みなどという業務改善につながったということです。
(自分の感想)→ オープンデータの活用を推進すれば、業務をより効率化できる可能性を聞いていて感じました。
2はアプリを入れたスマホを広報にかざすと動画を見ることができる取組でした。
(自分の感想)→ この方法は、パブコメについても活かせるように思います。パブコメが求められる案件については、やはり専門的な内容や、逆に広範に知識が必要であったりする内容があるため、まずそれを読み解く入り口として、動画で簡易に解説がある方がよいと思います。
3は廃棄物対策課の業務について、これまで個別に現場対応していたため本庁が手薄になっていたものを、携帯電話と地区市民センターを活用して、1つの班で効率的に対応するように改善したという内容でした。
(自分の感想)→ タブレットなどを活用すれば、地図や写真撮影など、より情報のやり取りを密にできると考えます。また、スケジュールについてもグループウェアの導入など、機器による改善が進められると考えます。
4は消火活動で使うホースを片付けるために、コンパネを活用して収納箱を作成したという内容ですが、消火活動とそのあとの業務について知らなかったことに気づかせて頂いたとともに、なるほどと感じました。
(自分の感想)→ 今後、軽量な素材で製作する考えがあるという点について、ものづくり産業支援センターなどと連携し、市内の企業のアイディアや技術を活かすこともありかと思いました。
5は11階に設置している冷蔵庫の整理整頓に、うまくキャラを使いながらその意図を伝え、結果として整理された状態が続いているという内容でした。
6は教育指導課内で業務後に意見交換をする「ありんこくらぶ」を開設、それにより課内の連携がとれ、円滑に業務が進むようになったという事例でした。
(自分の感想)→ この取り組みがどのように学校教育の現場での改善につながっているのか知りたかったです。
7はこれまで用地取得に関する業務について情報のあり方が統一されておらず、それにより不効率となっていた状況を、文書の様式の統一やデータ収納の際のフォルダの整理を行い、引き継ぎが容易になったり、業務の効率化につながったという内容でした。
(自分の感想)→ 発表がけっこうおもしろかったのですが、このような取り組みをすることが若い職員の方々の意識を変え、次の改革・改善につながることを感じました。
8は税の滞納など債権回収にあたって、外部機関との連携や研修などを通じて、結果が確実に上がっているという内容でした。
(自分の感想)→ このような取り組みは非常に大切と思いますし、実際に取り組みは良いものだと思いましたが、多重債務者の生活再建支援などの部分についても、取り組みがあるのであればすこし発表に入れてもらうとよかったように感じました。
9は現在市役所1階などにみられる情報掲示機器などで広告収入を得ており、実際に400万円を超える実績が上がっているという内容でした。
(自分の感想)→ 発表では市役所庁舎内だけに留まっていたので、今後、図書館や文化会館、市立体育館などにおいても同様の展開を広めるのがありかと思います。そこに来る方々は、やはり行政情報も必要とされる方が多いと思います。
10はメガソーラー導入にあたって、プロポーザル方式で導入したということについてでした。
(自分の感想)→ 今後このような場面が増えると考えるので情報の共有を進めてもらうのがよいと思うのと、行政独自の情報集積も検討すべきかと思いました。
11は図書館の改善に関する内容で、「そっか!図書館行こう♪」をキャッチフレーズに取り組んでいることの発表でした。
(自分の感想)→ 実際に職員の入れ替わり後、集客のイベントと関心を持ってもらう取り組みを進めていることは、少ない正規職員の中で努力を感じました。同時に、適材適所で大きく住民サービスも改善できる例にもなっていると感じます。今後、このような動きを継続して図書館の改善に取り組めば、鈴鹿市図書館が大きく注目される事例になる可能性もあると思います。
■まとめの感想
全体を通して感じたことですが、市職員の方々にとってワードやエクセルを使うことが採用条件などにも取り入れられており、ICTを活用する改善が今後も進んでいくと思います。同時に、このような改善発表の取り組みを通じて、長期的に姿勢を深く考える職員の育成にもあると思います。
図書館での「まなべる」という講座に関して、今年度からでも議会からアウトリーチをかけ、「鈴鹿市議会のしくみ」ということで議員の出前トークがあってもよいかと感じました。
また改革・改善発表会の場に、市議会の常任委員会の委員長も出席することで、良い意味で二元代表としての行政と議会の関係を構築できるように思いました。
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1の取り組みは、これまで「農地情報システム」と「転作システム」を別々のデータとして照合していたものを、データを突合させることで出てくる一致しないデータの部分を集中的に精査することで、作業業務の分散と平準化、残業の減少とコスト削減、新規事業への取り組みなどという業務改善につながったということです。
(自分の感想)→ オープンデータの活用を推進すれば、業務をより効率化できる可能性を聞いていて感じました。
2はアプリを入れたスマホを広報にかざすと動画を見ることができる取組でした。
(自分の感想)→ この方法は、パブコメについても活かせるように思います。パブコメが求められる案件については、やはり専門的な内容や、逆に広範に知識が必要であったりする内容があるため、まずそれを読み解く入り口として、動画で簡易に解説がある方がよいと思います。
3は廃棄物対策課の業務について、これまで個別に現場対応していたため本庁が手薄になっていたものを、携帯電話と地区市民センターを活用して、1つの班で効率的に対応するように改善したという内容でした。
(自分の感想)→ タブレットなどを活用すれば、地図や写真撮影など、より情報のやり取りを密にできると考えます。また、スケジュールについてもグループウェアの導入など、機器による改善が進められると考えます。
4は消火活動で使うホースを片付けるために、コンパネを活用して収納箱を作成したという内容ですが、消火活動とそのあとの業務について知らなかったことに気づかせて頂いたとともに、なるほどと感じました。
(自分の感想)→ 今後、軽量な素材で製作する考えがあるという点について、ものづくり産業支援センターなどと連携し、市内の企業のアイディアや技術を活かすこともありかと思いました。
5は11階に設置している冷蔵庫の整理整頓に、うまくキャラを使いながらその意図を伝え、結果として整理された状態が続いているという内容でした。
6は教育指導課内で業務後に意見交換をする「ありんこくらぶ」を開設、それにより課内の連携がとれ、円滑に業務が進むようになったという事例でした。
(自分の感想)→ この取り組みがどのように学校教育の現場での改善につながっているのか知りたかったです。
7はこれまで用地取得に関する業務について情報のあり方が統一されておらず、それにより不効率となっていた状況を、文書の様式の統一やデータ収納の際のフォルダの整理を行い、引き継ぎが容易になったり、業務の効率化につながったという内容でした。
(自分の感想)→ 発表がけっこうおもしろかったのですが、このような取り組みをすることが若い職員の方々の意識を変え、次の改革・改善につながることを感じました。
8は税の滞納など債権回収にあたって、外部機関との連携や研修などを通じて、結果が確実に上がっているという内容でした。
(自分の感想)→ このような取り組みは非常に大切と思いますし、実際に取り組みは良いものだと思いましたが、多重債務者の生活再建支援などの部分についても、取り組みがあるのであればすこし発表に入れてもらうとよかったように感じました。
9は現在市役所1階などにみられる情報掲示機器などで広告収入を得ており、実際に400万円を超える実績が上がっているという内容でした。
(自分の感想)→ 発表では市役所庁舎内だけに留まっていたので、今後、図書館や文化会館、市立体育館などにおいても同様の展開を広めるのがありかと思います。そこに来る方々は、やはり行政情報も必要とされる方が多いと思います。
10はメガソーラー導入にあたって、プロポーザル方式で導入したということについてでした。
(自分の感想)→ 今後このような場面が増えると考えるので情報の共有を進めてもらうのがよいと思うのと、行政独自の情報集積も検討すべきかと思いました。
11は図書館の改善に関する内容で、「そっか!図書館行こう♪」をキャッチフレーズに取り組んでいることの発表でした。
(自分の感想)→ 実際に職員の入れ替わり後、集客のイベントと関心を持ってもらう取り組みを進めていることは、少ない正規職員の中で努力を感じました。同時に、適材適所で大きく住民サービスも改善できる例にもなっていると感じます。今後、このような動きを継続して図書館の改善に取り組めば、鈴鹿市図書館が大きく注目される事例になる可能性もあると思います。
■まとめの感想
全体を通して感じたことですが、市職員の方々にとってワードやエクセルを使うことが採用条件などにも取り入れられており、ICTを活用する改善が今後も進んでいくと思います。同時に、このような改善発表の取り組みを通じて、長期的に姿勢を深く考える職員の育成にもあると思います。
図書館での「まなべる」という講座に関して、今年度からでも議会からアウトリーチをかけ、「鈴鹿市議会のしくみ」ということで議員の出前トークがあってもよいかと感じました。
また改革・改善発表会の場に、市議会の常任委員会の委員長も出席することで、良い意味で二元代表としての行政と議会の関係を構築できるように思いました。