鈴鹿市議会議員 中西だいすけの活動日誌

鈴鹿市議会議員として年齢も含め5期目のベテランになりました。日々の活動や感じたこと、議会での動きなどをつづります。

学校で演説会をしたらどう?

2016年11月25日 19時05分53秒 | Weblog

四日市と桑名で市長選が行われていますが、明日が選挙運動の最終日となります。それぞれに応援している方に、よい結果があるようにと思っています。

さて、選挙の時は街宣車は、学校から一定の距離をとって行動する必要があり、ふと気づくと意外に学校のそばだったりすることもあって気を使うものです。 とここで思うのですが、であれば逆に、立会演説を学校で行ってもよいのではないでしょうか。

といっても、小中高と全部の学校でというわけではなく、そのまちに高校があるのであれば、そこで1校あたり半日を使って候補者が演説してはどうでしょうか。 18歳選挙権が実施されている、ということは、この世代に選挙を通じての政治参加を考えるきっかけがあってよいと思うのです。

特に、首長選挙は自分たちの身近なまちのこれからを選択することになるわけで、候補者がどのような実績を持ちどのような考えで、これからの地域社会を運営するかを聞くことは、教育活動として模擬選挙を行うよりも、より政治を考えるために重要だと思うのです。

そのため高校において1年生から3年生全員が聞き、そこに地域の方も聞きに来るようにし、18歳の生徒が候補者に質問する形のほうが、政治として良い方向に動いていくように思います。 そうすることで、政治に無関心でいられなくなるということが期待されると同時に、若い世代の意見が保護者にも伝わり、それが投票行動にも影響を与えていくことになるのではないでしょうか。

また、若干ずれはできますが、1年生の時に聞いた生徒にとって、次の改選期は自分も投票権を持つことになり、自分が聞いたことと、実際の政治運営を比較して考えることができるようになると思います。

地方政治は自分事と考える若者が増えるようにするため、学校で立会演説をすることを進めてよいように思います。また、先生が授業だけで伝えるよりも、より濃厚に経験することで学習効果も高まるのではないかと思うのです。

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