総合計画2023後期計画策定に関連して、市民全体に向けたまちづくり意見交換会と、鈴鹿高専、鈴鹿大学、鈴鹿医療科学大学で開かれた学生対象のまちづくり意見交換会の傍聴に、合わせて4回参加しました。最初の写真は鈴鹿医療科学大学、以下、鈴鹿大学、鈴鹿高専となっています。
率直な感想は、それぞれ会場について、どのように取り組むのかの部分の煮詰めがもう少し必要だったのではないかというところです。また、説明に1時間強かけていたので、それぞれ意見交換が30分程度かそれよりも短い感覚だったので、その点は残念に感じた部分もあります。そして市民参画と若い世代の参画という部分で、鈴鹿市の取り組みを深める必要があるのではないか、場合によっては、長期計画などの策定の際に市民参画を必須とし、その手法について規定する条例の策定ということも考えるところかと思いました。
さて、鈴鹿高専では産業関係の施策について、鈴鹿医療科学大学では医療と福祉に関する施策について、それぞれ事前に学生にアンケートを配布し、そこで出た意見をもとに会が進行されていました。会が始まる前に、資料として出てきている意見に一通り目を通してから、担当課の説明と意見交換の状況を聞いていたのですが、やはり、自分たちの学んでいる領域や関心のある領域だと、質問も多く出ていましたし、その中にはハッとする意見も含まれていました。ここをどう活かすのか、パブリックコメントも終了した中で、それぞれの課の取り組みに注目するところです。
学生対象の取り組みを見ていて、説明に時間をかけるのではなく、出てきた意見の中から「これは!」と思うものをピックアップして、参加者全体にどう考えるのかを投げかけると、声もたくさん出たのではないかと思うところす。この部分については、それぞれの意見交換会が終わった後に、担当者に少し意見を伝えました。そして、3校の取り組みが終わって思うのは、やはり市内高校での実施があればよかったと思うところです。
自分が市長であれば、このような取り組みにもっと力を入れ、市職員と市民で政策を考える参画機会を増やしながら、これからの社会を創っていきたいと考えるところです。