6月の一般質問では、「まちの高齢化への対応について」と「観光政策について」の2つを取り上げました。
前者については新しいことを取り上げるということではなく、“高齢化”をキーワードにしながら、鈴鹿市をとりまく社会全体の変化を自分なりにまとめたつもりです。後者は総合計画における成果指標の見直しと、観光政策の視点に着目しています。
まず「まちの高齢化への対応について」から入りたいと思います。
質問の冒頭に人口減少の課題について、日本全体と鈴鹿市共に避けては通れない課題ということを押さえました。
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そこから質問の論点を、人口推移グラフと他の社会課題を重ねて考え、高齢化は“人” “モノ” 社会の“システム”すべてに起こっていること、
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つまりまちの高齢化は私たちの社会全体の課題として、鈴鹿市政の指針となるものにしっかりと位置付けるべきとしました。
例として挙げたのは、医療体制について。
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“人”である医師の高齢化が、医療体制という“システム”の高齢化につながり、 “モノ”としての診療所などの施設の老朽化とあわせ、地域の危機になると考えられます。
また「空き家」問題についても、現在は住環境などの環境問題が主ですが、まちの高齢化の文脈で考えると、そもそも人口減少の中で空き家が出ることは必然であり、であれば住み替えなどの政策を推進しながら、まちを再編していくことが求められるという別の観点が見えるでしょう。
このことから言えるのは、私たちはすべてのものが高齢化するとして先を見据え、現在のあり方を考えることが重要ではないかということです。
市長答弁では、この前段で提起した課題について重要なものであると認識しているとあったので、まずOKでした。
この後の展開は、“人” “モノ” 社会の“システム”のそれぞれについて、鈴鹿市が対峙している課題を問いました。ここは、それぞれの課題について市議会の議論などでも出ていることですが、ひとつの文脈にそろえるためにあえて問いました。
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地域包括ケアシステム、公共施設マネジメント、道路のファシリティマネジメント、水道の老朽管更新計画、橋りょう長寿命化、地域づくりなどについてが答弁で出てきました。7
鈴鹿市のなにが必要で何を残していくべきなのか、今年は第5次総合計画にかわる次期の中長期計画の策定、都市マスタープランの見直しがあり、それらに“まちの高齢化”という観点を明確に取り入れ、これまで以上に横の連携で政策を立案推進するべきだと問いました。
このことについても、前向きに取り組むという主旨の答弁が出ましたので、この質問について現段階での目的は得られたと感じています。
前者については新しいことを取り上げるということではなく、“高齢化”をキーワードにしながら、鈴鹿市をとりまく社会全体の変化を自分なりにまとめたつもりです。後者は総合計画における成果指標の見直しと、観光政策の視点に着目しています。
まず「まちの高齢化への対応について」から入りたいと思います。
質問の冒頭に人口減少の課題について、日本全体と鈴鹿市共に避けては通れない課題ということを押さえました。
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そこから質問の論点を、人口推移グラフと他の社会課題を重ねて考え、高齢化は“人” “モノ” 社会の“システム”すべてに起こっていること、
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つまりまちの高齢化は私たちの社会全体の課題として、鈴鹿市政の指針となるものにしっかりと位置付けるべきとしました。
例として挙げたのは、医療体制について。
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“人”である医師の高齢化が、医療体制という“システム”の高齢化につながり、 “モノ”としての診療所などの施設の老朽化とあわせ、地域の危機になると考えられます。
また「空き家」問題についても、現在は住環境などの環境問題が主ですが、まちの高齢化の文脈で考えると、そもそも人口減少の中で空き家が出ることは必然であり、であれば住み替えなどの政策を推進しながら、まちを再編していくことが求められるという別の観点が見えるでしょう。
このことから言えるのは、私たちはすべてのものが高齢化するとして先を見据え、現在のあり方を考えることが重要ではないかということです。
市長答弁では、この前段で提起した課題について重要なものであると認識しているとあったので、まずOKでした。
この後の展開は、“人” “モノ” 社会の“システム”のそれぞれについて、鈴鹿市が対峙している課題を問いました。ここは、それぞれの課題について市議会の議論などでも出ていることですが、ひとつの文脈にそろえるためにあえて問いました。
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地域包括ケアシステム、公共施設マネジメント、道路のファシリティマネジメント、水道の老朽管更新計画、橋りょう長寿命化、地域づくりなどについてが答弁で出てきました。7
鈴鹿市のなにが必要で何を残していくべきなのか、今年は第5次総合計画にかわる次期の中長期計画の策定、都市マスタープランの見直しがあり、それらに“まちの高齢化”という観点を明確に取り入れ、これまで以上に横の連携で政策を立案推進するべきだと問いました。
このことについても、前向きに取り組むという主旨の答弁が出ましたので、この質問について現段階での目的は得られたと感じています。
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